ボウリングのコツとは?初心者がより楽しめるポイントを紹介
家族や友達など、誰と行っても楽しめるボウリング!「最近ボウリングを始めた」という人や、「久しぶりにボウリングに行くことになった」という人も多いのではないでしょうか?始めたての頃はボウリング初心者とはいえ、やっぱり高スコアを出したいですよね!そこでおさえておきたいのが、ボールの選び方や投げ方のコツです。この記事では、ボウリング初心者でもスコアを伸ばすコツをご紹介します。ちょっとしたポイントを知り、実践してハイスコアを目指しましょう!
目次
ボウリング初心者|ボール選びのコツとは?
ボウリングは「ボールを投げてピンを倒す」というシンプルなスポーツですが、スコアが低いと盛り上がりにも欠けてしまいますよね。そこでまず重要なのが、ボール選びです!ボウリング場に着き、開始準備の際に「なんとなくの感覚」でボールを選んでいませんか?
実は、自分に最適なボールを選ぶには「体重の10分の1」を目安にすると良いといわれています。重すぎるボールを選ぶとコントロールしづらく、軽すぎるとパワーがでません。ボール選びの段階から、すでにスコアに影響すると考えましょう!
一般的な重さの目安は以下のとおりです。
・成人男性:12〜14ポンド(5.4~6.3kg)
・成人女性:9〜11ポンド(約4〜5kg)
・子供:6~8ポンド(約2.7~3.7㎏)
また、指を入れる穴の大きさは「S・M・L・LL」に分かれています。実際に指を入れてみて、スムーズに外れるサイズを選びましょう。
ボウリング初心者|投げ方・助走のコツとは?
ボールを選んだら、いよいよ投げていきます。ボウリングには「ストレート」や「カーブ」など、投げ方の種類が4つありますが、初心者であれば真っ直ぐ転がるストレートで練習しましょう!ここでは、ストレートの基本となる投げ方や助走のコツを5つ紹介します。
①4歩助走を心がける
まずはボールを両手で真っ直ぐ持ち、利き手・利き足からスタートして4歩助走します。この時、勢いをつけようと走る人がいますが、実際には走らなくてOKです。1歩目は普通に、2・3歩目は短く、4歩目は少し大きく踏み出すように意識しましょう。助走で大切なのは「踏み出した足と、ボールを持っている手が連動している」ことで、テンポよく振り子運動するように心がけてくださいね!
また、ここで注意したいのがファールラインです。このラインを超えるとアウトになり、スコアになりません。ファールラインの手前でちょうど4歩のリズムになるように、最初の立ち位置を決めるようにしましょう!
②狙いたい方向に向かって体・腕・手を向ける
次に知っておきたいのが、「投げたボールは体が向いている方向へ転がっていく」ということ!ボールは体・腕・手の向きによって転がる方向が変わるため、狙いたい場所をしっかりと定めることも重要です。倒したいピンの方向に対して正面になるように、体・腕・手を向けるように意識しましょう。
③三角形7つのマークを狙う
「ボウリングはピンを狙ってボールを投げるもの」と思っていませんか?実はその考え方では、思う場所にボールを転がすのは難しいです。投球時、フロアの前方に三角形が7つ横並びになったマークが見えると思います。このマークを「スパット」と言い、こちらを目安に投球の狙いを定めましょう!たとえば右利きの方の場合、右から3つ目と4つ目の三角の間を狙うとストライクを取りやすくなります。このコツはボウリングの基本となるものなので、ぜひ実践時に思い出してくださいね。
④ボールをコントロールするなら手首が重要!
ボールを投げた後、思った方向に転がらないのであれば、手首の向きが間違っているのかもしれません。構えのときは手首を曲げず、真っ直ぐ上向きにボールを持ち、4歩助走のタイミングに合わせて、徐々に腕を後ろへ引きながら90度内側へ手首を返します。
さらに4歩目でボールを離す時、親指の位置は倒したいピンに対して『12時の方向』になるように意識しましょう!コツを掴むまでは難しく感じるかもしれませんが、ボールの方向やスピードをコントロールするために手首の動きや角度は重要です。何度も練習を重ねてマスターしましょう。
⑤投げる時はとにかく力を抜く
ボールを投げるとき、力んでしまうとコントロールが難しくなります。ボールをリリースするときは、力を抜いてスムーズに手から離しましょう。4歩助走の際に振り子のように腕をスイングし、ボールの重みを使って腕の力だけで投げるのがポイントです。
ここで「投げるぞ!」という気合いで力が入り過ぎないよう注意しましょう!もし投げる前にボールの重さを腕で感じられていないのであれば、手や腕に力が入っているのかもしれません。力を抜いた投球ができるように、スイングの練習をしてみましょう!
ボウリング初心者|スコアをとる3つのコツ
次に、ボウリング初心者が高スコアをとるためのコツをご紹介します。以下の3つを参考に、スコアを伸ばしてみましょう♪
①立ち位置を安定させる
ボウリングの基本となるのが、助走やコントロールを安定させることです。しかし、どの位置から投げるのかが決まっていなければ、ボールが理想の方向に転がることはありません。最初の立ち位置がわかりづらい人は、どのスパット(三角マーク)を狙うかを決めて、そこから4歩半手前に歩いた場所からスタートしましょう。また、レーンの手前にある「スタンディング・ドット(黒丸)」を目安に立ち位置を決めておくと分かりやすくなりますよ!
②まずはスピードよりもコントロールを意識する
ボウリングは、「パワーがある方が倒れやすい」と思う人も多いですが、スピードが多少遅くてもコントロールが良ければピンを倒すことはできます。確かにパワーがあるとピンは倒れやすいです。しかし、初心者のうちからスピードとコントロールの両方をマスターするのは難しいもの。最初はスピードよりも、狙ったところに転がせるようにコントロールすることを目指しましょう!上手にボールをコントロールするためにも、以下のポイントを意識してみてください。
・ピンではなくスパットを狙う
・体や手の向きを正面にする
・力まずに投げる
・振り子運動を意識する
③慣れてきたらボールを重くする
「自分の投げ方が定まり、コントロールにも自信がついてきた」という人であれば、スピードや威力を増す段階かもしれません。そこでボウリングに慣れてきてコツを掴んだら、ボールを重くしてみるのも良いでしょう!というのも、重いボールほど威力がありピンを倒す力が強くなるからです。ある程度のレベルになったとき、よりハイスコアを目指すならコントロールとスピードの両立は欠かせません。さらなる高みを目指したい人は、一度重いボールで投球してみるのも良いかもしれませんね!
ボウリングのコツをつかんで初心者でもハイスコアを目指そう!
今回は、ボウリング初心者へ向けたコツをご紹介しました。誰でも最初は初心者です。思うように投げられなくても、落ち込む必要はありません!自分に合うボールを選びや、投球の際に気をつけるべきポイントをおさえるだけでも、きっと今までよりもスコアが伸ばせるはずです♪
ボウリングは1回やっただけで上達するようなスポーツではないので、何度もチャレンジして少しずつ慣れていきましょう!また、助走やフォーム、スイングなどを自宅でイメトレするのも良いですね。「これからボウリングを楽しみたい!」という人は、本記事を参考にスコアアップを目指してみてくださいね。
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