忘年会の5大原則
「忘年会は無礼講」という時代は終わりましたが、けっしてルール無用というわけではありません。忘年会を取り仕切る役割を果たす幹事さんは最低限のマナーやルールを意識しておきましょう。ここでは時代が変わっても変わらない、忘年会に参加するうえでの5大原則をご紹介します。
昭和忘年会ブームから学ぼう
一年間の仕事の集大成の場にふさわしくビンゴ大会や社内表彰で豪華景品が出るのも忘年会ならではの特別な演出といえるでしょう。
昭和の高度経済成長期の右肩上がりの時代の忘年会では全社の社員や関係者を招いた数百人規模の忘年会も一般的に行われていました。
例えば熱海などの人気の温泉地の旅館をまるごと借り切ったりする豪華すぎる忘年会も、当時は珍しくはありませんでした。
時代も変わって、最近では大規模な忘年会はすっかり減り、現在は部署ごとに行われる10~30名規模の忘年会が主流になりました。
昭和時代のお約束だった宴会芸や一気飲みなどいわゆる"モーレツ"な忘年会はすっかり昔話になりましたが、当時の忘年会ブームから生まれた先人の知恵のノウハウは今の時代でも通じるものがありそうです。
忘年会の5大原則
忘年会はお正月やクリスマスのように具体的な日にちの取り決めもなければプログラム、料理内容すら、厳密には決まっていません。
時代のトレンドに合わせて変化してきた堅苦しくない庶民のイベントです。
しかしそんなフォーマットの無いイベントでも昭和の忘年会ブームを通して最低限のルールやマナーが生まれました。
以下、当時のモーレツサラリーマン達のなかで語り継がれてきた現在でも通じるシンプル過ぎる忘年会5大原則をご紹介します。
【忘年会5大原則】
- 一.はしゃぎすぎないこと。
- 二.大人しくしていれば良いわけではない。
- 三.会社や上司の悪口を言わない。
- 四.あからさまなゴマすりをしない。
- 五.出席した以上は楽しむ努力をする。
5大原則を見ると昭和のモーレツ社員も現代のゆとり社員も、忘年会へ向かう姿はあまり変わらないと思いませんか?
時代は変わっても忘年会で仲間と一年間の苦楽を共有したい、という気持ちは同じです。
新入社員から年配の経営者まで、世代を超えて楽しめるような忘年会が理想ですね。
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