下戸のための忘年会対策
誰もが待ちに待った忘年会シーズン!…といいたいところですが、下戸の皆さんにとっては少し辛い時期かもしれません。今回は「ゲコって何?」という新入社員さんから、お酒が飲めないご本人たちの忘年会対策までご紹介します。
上司にゲコくじょうはNG
この下戸(げこ)と言う言葉はもともと律令制の課税単位である四等戸(大戸・上戸・中戸・下戸)の中でも最下級に位置する戸(家)に由来します。
階級意識が厳しかった当時は、婚礼の際に上から順にお酒が飲める量を決めたらしく、転じて「一番お酒を飲めない人」が下戸になったそうです。
そうした由来からも下戸という言葉にはどこか侮蔑的なニュアンスを含むため、一般的に自分自身のことや目下の人を相手に使います。
新入社員の皆さんは間違っても「部長は下戸なんですね!」なんて気安く言わないようにご注意を。
意味を考えると下剋上っぽくて恐ろしい限りですね。
忘年会はこう乗り切る!
さらに無理をしない世代である「ゆとり世代」や「さとり世代」の若者たちが社会人になったことで、最近では酒席の場も変わってきました。
昭和時代のいわゆる無茶苦茶スタイルの忘年会や宴会は今ではすっかり昔話ですよね。
無理にお酒を勧めると「アルハラ(アルコールハラスメント)」になります。
下戸にとって酒席の環境はだいぶん改善されましたがしかし、まだまだ肩身の狭さは感じるもの。
そこで、多くの皆さんが実践している下戸の飲み会・忘年会対策をいくつかご紹介しましょう。
<下戸の忘年会対策>
【代表的なドリンク例】
- ・ウーロンハイ(ウーロン茶)
- ・レモンサワー(レモンスカッシュ)
- ・ビール(ノンアルコールビール)
- ・カクテル(ノンアルコール・カクテル)
【便利なフレーズ例】
- ・「飲めない体質でして」
- ・「飲めないのでお気持ちだけ頂きます」
- ・「ちょっとドクターストップで」
- ・「ハンドルキーパーなので」
- ・「今日は風邪薬を飲んでいるので」
- ・「肝臓を傷めてまして」
- ・「不整脈がありまして」
【上手な回避行動】
- ・日頃から飲めないアピールをしておく
- ・グラスに口を付けるだけにする
- ・2杯目からノンアルコールにすり替える
- ・隣の人に注ぐ役に徹する
- ・注文役に徹する
- ・幹事さん役を引き受ける
下戸の皆さんの忘年会対策の中でも特にオススメなのが「幹事さん役を引き受けること」。
もちろん大変ですが、堂々とお酒を飲まずに済みますし、お店によっては幹事さん割引があったり、中にはカード払いでポイントを貯めるツワモノも。
忘年会が盛り上がれば会社での株も上がります。
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