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幹事さんにしかできない災害対策

幹事さんにしかできない災害対策

幹事さんにしかできない災害対策

災害の多い日本だからこそイベント当日も「絶対にないとは言い切れない」という視点が大切。 ハレの宴席で誰もが楽しんでいる時だからこそ、事前に備えられるのは幹事さんくらいです。 今回は幹事さんの災害対策についてチェックしましょう。

災害は日時を選ばない!

忘年会や結婚式二次会、歓送迎会を任された幹事さん。 宴席にトラブルはつきものなのでゲストの大遅刻、酔っ払いの暴走、マイクの故障、 予算オーバーなど、あらゆるシーンを想定しているはず。 でもそのシミュレーションの中に「災害対策」は入っているでしょうか? 日本は残念なことにいわずと知れた世界的にも有名な地震大国。 東北、熊本と大震災が立て続けに起こり、南海トラフ地震対策への取り組みも政府主導で始まっています。 天災は日時もこちらの都合も選んでくれません。 「まさか、よりによってこの日に起こるわけがない…」と思いたいのが人情ですが、 宴席の場を預かる幹事さんとして、しっかり当日の被災も想定しておきましょう。


防災対策の成功例は夢の国

2011年3月11日(金)午後2時46分。 東北大震災が起きた当日、東京ディズニーランドは春休みということもあって7万人ものゲストで賑わっていました。 あまりにも大きな揺れで子どもたちも泣き出し一時騒然としましたがその時、キャストたちが自発的に 「落ち着いてください。状況がわかり次第、皆様にお伝えします」 と丁寧に声をかけて回ったり、売店のお菓子を食料として無料で配ったり、 ぬいぐるみをクッションとして手渡したりする「神対応」で、パーク内のゲストはみんな、 すぐに落ち着きを取り戻すことができたそうです。 ディズニーランドでは日頃からこうした最悪の事態に備えて防災訓練を欠かさず実施しているそうで、まさに「備えあれば憂いなし」のお手本といえるでしょう。

幹事さんができる災害対策

宴席を預かる幹事さんが防災対策の備えとして、できることはたくさんあります。 まずはもしもの時に備えて避難経路をチェック。 大規模な宴会であれば会場側の責任者やスタッフと具体的な避難方法について確認しておきましょう。 もし被災してしまった場合は、幹事さん自体がまず落ち着くことが大切。 特に司会者が黙り込むとゲストが不安になり、叫び声が連鎖してたちまち現場がパニック状態になることも…。 そのためには状況を簡潔に説明して、落ち着いて指示に従うようにアナウンスすることが大切。 司会の幹事さん自身も状況がわからない時は 「今、詳しい状況を確認しておりますので、どうぞ皆さん落ち着いてお待ちください」 などと声を掛けましょう。 災害時は何よりも冷静な対応が大切なので、幹事さんチームは 「アナウンス係」「誘導係」「情報収集係」などの役割分担を事前に決めておくとスムーズです。 何も起きないのが一番ですが、責任ある幹事さんとして心の準備はしっかりしておきましょう。



 <事前に確認しておきたい防災対策リスト>

 □会場からの避難経路と通路幅 → 会場で確認


 □懐中電灯の数・位置 → 会場で確認


 □消火器の位置 → 会場で確認


 □災害や急病人などへの対応策 → 会場側に確認


 □災害時の役割分担 → 幹事チーム内で確認




 <当日に注意したい二次災害対策リスト>

 □余震による被害予防 → テーブル下への避難、座布団による頭部の保護を指示


 □ガス漏れによる引火の危険性 → 停電時のライター使用禁止


 □停電時にガラスを踏むなどのケガ → 懐中電灯の設置場所(テーブル下など)の案内


 □看板などの落下物による事故 → 屋外への飛び出しを注意


 □未精算のままの帰宅 → 小康状態になればすぐに集金



防災意識が高まる今、防災グッズは景品としても実は人気です。
「景品パーク」では「暮らしのあんしん救急防災14点セット」 などの防災グッズ景品も充実。
その実用性の高さから、季節やイベント内容に関わりなく、ほとんどのゲストが喜んで持ち帰るお役立ち景品です。

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