バツの悪い罰ゲームはNG
結婚式二次会から忘年会、新年会、社員旅行まで、あらゆる宴会ゲームの「締めくくり」として期待されるのが、そう、罰ゲーム! この恐怖(?)が待ち受けているからこそ、ゲームがいっそう盛り上がるというもの。しかし逆に失敗すると宴会全体の後味が悪くなる“大やけど”になりかねません。幹事さんはあくまでもハード過ぎず、かつ会場全体の笑いを誘う最適な罰ゲームを選んで、パーティー・宴会にしっかりオチをつけましょう!
本当にその罰ゲームで大丈夫?
ひと言で罰ゲームといってもイッキ系、苦痛系、恥ずかし系など、さまざまな種類があります。罰ゲームをするにあたって幹事さんがまず注意しておきたいのが「苦し過ぎる罰ゲームは百害あって一利なし」という鉄則。忘年会や新年会の場が一気に盛り上がるような、おいしいリアクションが生まれると大成功なのですが、逆に、参加者本人が心から不快に感じたり、観ている人たちが引いたりするような“バツの悪い”罰ゲームならむしろ、やらない方が安全です。わざわざ罰ゲームをするのですから、幹事さんは社風や年齢層、男女比、参加者本人の持ち味、当日の会場の雰囲気などをバランスよく考えながら、会場全体でスリルや笑いを共有できる最適な罰ゲームをプロデュースしましょう。
罰ゲームの一例
- イッキ系…青汁、ノニジュース、せんぶり茶、お疲れーッ酢! 他
- 苦痛系…ゴムパッチン、すね毛ガムテープはがし、激辛カレーライス一気食い 他
- 恥ずかし系…無茶ぶりモノマネ、初恋の思い出 激白タイム 他
選ばれし勇者を称えよう!
罰ゲームは宴会を盛り上げる強力な起爆剤になりますが、そもそも実際に参加してくれる人がいなければ始まりません。だからこそパーティーにおける罰ゲームとは「被害者をバカにして笑うゲーム」ではなく、「みんなを盛り上げてくれる勇者を称えるゲーム」という位置づけにすることが大切。幹事さんは勇者たちが冒険の舞台(?)に上がりたくなるような雰囲気づくりを心掛けたいところ。罰ゲームが無事に終わったら「さぁキビシイ罰ゲームで新しい一面を見せてくれた○○君に皆さま今一度、盛大な拍手をお贈りください!」などと、会場全体で最大限の賛辞を贈ることで、宴会の盛り上がりをさらに高めましょう!
罰ゲームの開催で注意したいのは、終わりのタイミング。参加者を必要以上に追い込んでしまうと、最終的には場がシラケるだけ。「笑ってすませる範囲を超えるかも…」と思ったら、たとえルール違反でも途中で打ち切る勇気が幹事さんには必要です。