はじまりから終わりまで押さえておきたい、忘年会のカンドコロ
年末の忙しい中、時間をぬって準備をし挑んだはずの忘年会。しかしながら忘年会は一発本番です。どのようなトラブルが起こってもおかしくありません。「肝心の主催者がこない!」「ぐだぐだな締め方・・・」などアクシデントは、嫌でも想像しておいた方がいいかも。始まりから終わりまで、忘年会のカンドコロに注意し、本番を迎えましょう!
もし忘年会の主賓が遅れたら?
当日、幹事さんに訪れる最初の難関といえば、始まりのタイミング。「役員が来るまで」「主催者が遅れている」「皆が揃ったら」などの理由で、ずらりと卓上に並んだ、料理やお酒を「おあずけ状態」が続くのは、ひんしゅくものなので避けたいですね。まずは、みんなにドリンクを勧めて様子を見てみましょう。しばらく待っても状況が変わらなければ、会場を借りているタイムリミットもあるので、ここは上司に相談し始める方がいいでしょう。主催者が到着したら改めて盛大に乾杯をしましょう。
- 主賓が遅れた場合はある程度待ってからスタートを決断
- 主賓が到着したらあらためて乾杯を!
一年を締めくくる「中締め」とは?
一次会終了のサインは、手締めと挨拶をする「中締め」です。「パパパン、パパパン、パパパン、パン♪」と手締めをするほか、それを3回くりかえす「三本締め」もあります。「よーーーーっ、パン♪」で締める「一丁締め」もありますが、関東ではこれを「一本締め」と混同しているようです。どのような中締めにするかは、その場で簡単にアナウンスした方が良さそうです。頑張った一年間の総決算が忘年会の中締め。担当するのは職場において責任のあるリーダー格の方が多いようです。忘年会の幹事さんは、締めの挨拶の人選も心がけたいところですね。
- 「手締め」には大きく3種類ある
- 忘年会の中締めの人選は大切
忘年会の宴が盛り上がっている中、突然中締めを大声でアナウンスするのは避けたいところです。一次会終了の30分前頃から、ラストオーダーや二次会のお知らせなどを事前にしておけば、準備もでき、場の空気の冷めない上に、二次会への移動もスムーズになるでしょう。