ゴルフコンペを面白くするベットとは?
ゴルフコンペを面白くするベットとは?
ゴルフコンペのベットは場を盛り上げる“香辛料”のようなものかも知れません。
一般的に「握り」といわれるのは「このベット(掛け)でプレーしましょう」という契約の証としてのシェイクハンドに由来するそうです。ゴルフコンペを盛り上げる幹事さんの心得として、よく行われている代表的なベットについて抑えておきましょう
アベレージスコア
4人1組で1チームを作り、ホールごとに4人のネットスコアを出し、それを4で割り、18ホールのネットスコアを合計して、その打数を競うチーム戦です。コンペのとき、個人戦だけではなく、団体戦をするときにもよく使われるベットです。
オネストジョン
コンペスタート前に自分が18ホールをいくつで回るかを申告。たとえば「95」で回ると申告してホールアウトしてみたら「98」だった場合、「3」オーバーで罰金は3点になります。反対に「91」で上がると「4」アンダーとなり、罰金は倍の8点になります。
おともだち
4人がそれぞれティーショットをし、ボールの止まった位置で「おともだち」を決定。グリーンに向かって右側の2人と左側の2人に分かれて「おともだち」になります。そのホールの二人ずつ(おともだち同士)の打数を合計し、少ない方が勝ちになります。
カヤの内・カヤの外
4人1組のうち1人だけがスコアがよく、他の3人が同スコアのとき、スコアが良かった1人が「カヤの内」になり、3人から1ポイントずつもらいます。反対に3人が同スコアで1人だけスコアが悪いときには3人が「カヤの内」になり、スコアの悪かった1人からそれぞれ1ポイントずつもらいます。
タコ・イカ・ムカデ
大たたきに対する罰金制度。1ホールで8打の場合(タコの足は八本)で1ポイント、10打の場合(イカの足は10本)2ポイント、12打の場合(ムカデの足は無数)4ポイントを支払います。
タテとヨコ
スコアカードのタテ、つまり18ホールのストローク数を競うものです。もちろんハンディがあればそれを引き、ネットで勝ち負けを決め、1ストローク1点として合計点を、負けたプレーヤーが支払います。ヨコはスコアカードの横のことで、各ホールごとのマッチ・プレーで競います。ハンディはカードに書いてあるホールごとのハンディナンバーに従って決めます。
ナッソー
よく行われているベットで、18ホールをアウト・イン・トータルの3つに分けて、ストローク・プレーかマッチ・プレーで競います。アウトで負けてもインで取り返すこともできるところが人気です。よく「551列車」といわれるのはアウトとインを5点ずつとし、トータルを10点とするところからきた名称です。
ピン・ポン・パン
点取り競技のひとつで、グリーンに一番早くオンすると1点になり、全員オンしたときピンに一番近いプレーヤーに1点、一番早くホールインさせたプレーヤーに1点が与えられます。18ホールを回って、合計得点が一番多いプレーヤーが勝ちになります。
オリンピック
パターのうまさを競うシンプルなベットです。全員がオンした時点でスタートになります。カップから遠い順に金(4ポイント)、銀(3ポイント)、銅(2ポイント)、鉄(1ポイント)として、1打でカップインすると他のメンバーからそれぞれポイントが加算されます。もしグリーン外からカップインした場合はダイヤモンド(5ポイント)として加算されます。
ラスベガス
4人が2人ずつペアになり、2人のうち良いスコアの数字を10の桁におき、悪いスコアの数字を1の桁におきます。たとえばABとCDがそれぞれペアを組み、あるホールでAが4、Bが7で上がったとするとABのペアの得点は47となります。CDのペアはCが5、Dが6で上がると、CDのペアの得点は56になります。56から47を引くことと9になり、ABペアがCDペアに9ポイント勝ったことになります。このように計算しながら18ホールを回り、合計得点の少ない方が勝ちになります。名前のイメージの通り、ゴルフのベットの中で最も得点差が出る競技です。
盛り上がるからといっても、ベットが行き過ぎて賭博になってしまわないように、幹事さんは配慮が必要。絶対に現金を掛けたりはせず、食事や景品を掛けるようにガイドするのがスマートな幹事さんのマナーです。
予算が決まっていればあとは目玉商品を選ぶだけの便利な景品セットもございます。