エンゲージメントとモチベーションの違いは?効果的な施策6選も紹介
ビジネスする上で「エンゲージメント」「モチベーション」という言葉をよく耳にしますよね。生産性の向上や目標達成のために、従業員のエンゲージメント・モチベーションの向上は欠かせません。しかし、エンゲージメントとモチベーションの違いを明確に理解している方は少ないのではないでしょうか。そこで本記事では、エンゲージメントとモチベーションの違いと向上させる効果的な施策を紹介します。より良い組織づくりのために、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
エンゲージメントとモチベーションの違いは?
エンゲージメントとモチベーションは、どちらも「従業員が頑張るための動機」という意味が込められています。この2つの大きな違いは「誰のために頑張るか」です。エンゲージメントは従業員同士の結びつきが重要で「企業に貢献したい」「仲間のために頑張りたい」という動機です。
一方で、モチベーションは個人の中に生まれる動機で「自分のために給与を上げたい」「上の役職に就きたい」など自分軸で動いています。従業員個人としては、自分の給与や役職は働く上で非常に重要ですよね。そして、より良い企業にしていくにはエンゲージメントの向上も欠かせません。そのため、企業は従業員のエンゲージメントとモチベーションの両方を向上させることが大切です。
エンゲージメントとモチベーション向上がもたらすメリット
従業員のエンゲージメントとモチベーションが向上すると、企業には以下の3点のメリットが生まれます。
生産性向上・業績向上
従業員のエンゲージメント・モチベーションが高いと、ポジティブな気持ちで積極的に業務に取り組むようになります。一人ひとりが与えられた仕事だけではなく、自ら課題を見つけ自発的な行動を起こすことで生産性の向上が期待できます。その結果、社内の雰囲気が良くなったりチームの結束力が強くなったりして、企業全体の業績アップが見込めるでしょう。実際に、経済産業省によると従業員のエンゲージメントの向上により、営業利益率と労働生産性が向上するという調査結果もあります。
参考:経済産業省『参考資料集(p42)』
離職率低下
従業員のエンゲージメント・モチベーションの向上は、離職率低下に役立ちます。特に、エンゲージメントの向上は、従業員が企業に対する思い入れや愛着が強くなっているため、この環境で頑張りたいという気持ちにつながります。エンゲージメントが向上し業績が上がれば、企業も従業員に対して給与やボーナスのアップも提示できるでしょう。その結果、従業員の満足度が上がり転職を考える人が少なくなるはずです。また、離職率の低下は採用コストの削減にもつながり、企業側には大きなメリットです。
顧客満足度向上
従業員が企業に愛着を持ちサービスや商品に自信をもてば、自然と顧客満足度の向上につながります。現状に満足せず、より良いサービスや商品を提供するために品質向上にも前向きに取り組めるでしょう。また、モチベーションが高く輝いている従業員は、お客様や取引先から見ても魅力的です。
従業員のエンゲージメント・モチベーション向上につながる施策6選!
ここでは、従業員のエンゲージメント・モチベーション向上につながる施策を6つ紹介します。どれもより良い会社作りには欠かせないポイントのため、ぜひ参考にしてくださいね!
①働きやすい環境を整える
働き方改革が推進され、ワークライフバランスを重視する従業員が増えています。そのため、従業員が長く働きたいと思える働きやすい環境を整えましょう。具体的には、以下のような取り組みです。
・残業時間の削減
・有給取得の促進
・テレワークやフレックスタイム制など柔軟な働き方の導入
どんなに好きな仕事でも、心と体が疲れてしまっては長く働けないですよね。また、育児や介護などで今までの働き方ができない従業員に対して、柔軟な働き方を提供できれば優秀な人材の離職も防げます。
②コミュニケーションの活性化
企業内のコミュニケーションが不足すると、従業員は会社への愛着が減り会社の一員であることを感じにくくなります。エンゲージメント・モチベーションの向上にはコミュニケーションの活性化は欠かせません。上司と部下が信頼関係を築けるようにミーティングを行ったり、ランチミーティングでチーム内の交流を深めたりするといいでしょう。企業全体のコミュニケーションを活性化するには、社内イベントの開催も有効です。
③理念やビジョンの共有
従業員が企業に貢献したいと思うには、企業理念やビジョンに共感していることがとても重要です。そのためには、理念やビジョンを明確にして従業員と共有する機会を作りましょう。例えば、経営陣や上層部が日頃から従業員とコミュニケーションをとり理念やビジョンを共有する、経営方針発表会の開催などです。従業員と企業の目指す方向性が一致している企業は、経営陣と従業員の間に大きな隔たりがなく生き生きと働くことができます。
④福利厚生を整える
福利厚生の充実は、従業員が企業に感じる帰属意識や満足度が高まりエンゲージメント・モチベーションの向上につながります。住宅手当や育児支援など従業員の生活をサポートする福利厚生や、社内カフェの設置や資格取得のための補助など種類もさまざまです。また、福利厚生が整っていると採用活動の際もアピールになるでしょう。
⑤インセンティブを導入する
インセンティブとは、社員の実績を評価し月給やボーナスにプラスして反映させる報酬制度です。年功序列を重んじている会社では、頑張って働いても正当な評価がされずに転職を考える方も多いですよね。インセンティブを導入するには、まず正当な評価制度が必要です。インセンティブによって自分の頑張りが認めてもらえると、従業員のモチベーションも上がり会社にも良い影響を与えます。
⑥社内表彰式を開催する
社内表彰式は年に1回ほど、ある一定期間に好成績を残した従業員を表彰する社内イベントです。他の従業員の前で表彰されることで、みんなに認めてもらえたという実感が得られます。また、表彰されなかった従業員も「いつか自分も表彰されたい」という前向きな気持ちが芽生えます。永年勤続表彰や新人賞などを用意すれば、多くの従業員に表彰のチャンスができるためおすすめです。
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エンゲージメント・モチベーションの違いと、効果的な施策を紹介しました。どちらも従業員が頑張るための動機ですが、エンゲージメントは会社のため、モチベーションは個人のためという違いがあります。エンゲージメント・モチベーションの向上には、コミュニケーションの活性化や表彰のための社内イベントを開催したり、福利厚生を充実させたりする方法があります。
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