結婚式二次会は、披露宴後に新郎新婦の仲の良い友人や同僚を集めて行われます。会社の上司や親族が出席していない場合が多いため、仲間内で盛り上がれる楽しい会です。しかし、お祝いの場ですから押さえておきたいマナーもあります。この記事では、結婚式二次会の出席マナー10選を紹介します。新郎新婦や幹事さんを困らせないように、ゲスト必見の出席マナーを頭に入れて楽しい結婚式二次会にしましょう！

目次

結婚式二次会の出席マナー10選！

ここでは、押さえておきたい結婚式二次会の出席マナー10選を紹介します。マナーを守って、新郎新婦とゲストみんなが気持ちよく楽しめるように心がけましょう。

①招待状の返信は1週間以内にする！

最近の結婚式二次会の招待状はメールで送られてくる場合もありますが、はがきとメールのどちらにしても1週間以内を目安に返信しましょう！人数が早く把握できると、幹事さんも準備をスムーズに進められます。また、早めに返信があると、結婚式二次会を楽しみにしている気持ちも新郎新婦へ伝えられます◎

気を付けなければいけないのは、結婚式二次会を欠席する連絡です。やむを得ず欠席する場合は、返信後に電話か直接会ってお祝いの気持ちを伝えましょう。相手との関係性にもよりますが、お祝いの品やお祝儀を渡しても喜ばれますよ。その場合は、3000～5000円くらいを用意するのが一般的です。

②会費はお釣りが出ないようにする！

会費を支払う際は、お釣りが出ないようにするのが最低限のマナーです。小銭を含めて支払うと、受付の人が確認するのに時間がかかってしまうためお札のみで用意しましょう。また、結婚式ではお祝儀袋を用意するのが一般的ですが、結婚式二次会では財布から直接お札を出して受付スタッフに渡します。

お祝儀袋を用意した方が丁寧と思われるかもしれませんが、お祝儀の金額を自分で決める結婚式と違い、二次会は会費が決まっています。受付スタッフは、その場で金額を確認する必要があるため、財布から直接渡してOKです！ピン札を用意する必要はありませんが、できればシワの少ないきれいなお札だと気持ちが良いですよ◎

③服装や小物は会場に合わせる！

服装や小物は、事前にホームページやSNSで会場をチェックして、雰囲気に合わせてコーディネートするのがおすすめです。たとえば、格式ある会場や高級レストランの場合は、パーティードレスで華やかに着飾りましょう。カフェやカジュアルなレストランでは、きれいめなワンピースやセットアップなど、少しくだけた服装でもOKです！

注意するのは「平服でお越しください」と書かれていた場合です。平服＝普段着ではありません。デニムやTシャツは避け、ブラウスにスカートなど普段よりも上品な服装を心がけます。カジュアルな結婚式二次会だからと、動物の殺生を連想されるアニマル柄やウェディングドレスとかぶってしまう白いワンピースも避けるようにしましょう。

④使用NGな忌み言葉を覚えておく！

忌み言葉とは、結婚式では縁起が悪いとされている避けるべき言葉です。とくに、乾杯や友人代表のスピーチを任された際は、忌み言葉は避けるようにしましょう。たとえば、別れを連想される「終わる」「捨てる」や、不幸を連想させる「無くす」「消す」といったネガティブなワードです。

また、NGワードには重ね言葉もあります。重ね言葉とは「どんどん」「ますます」など同じ言葉が繰り返されるワードです。繰り返すことは再婚を連想させてしまうため、避けた方がいいといわれています。スピーチでよくある言葉としては「いろいろな思い出」と言いたい場合は「たくさんの思い出」と言い換えるようにしましょう。

⑤遅刻早退は事前に伝える！

遅刻早退の連絡は、大人のマナーとして分かった時点で新郎新婦に連絡しましょう。立食パーティーでは、出入りが自由な場合も多くありますが、無連絡では会場スタッフも対応ができません。ただし、着席型の二次会であれば、基本的に遅刻や早退はしない方が良いでしょう。

⑥直前のキャンセルは会費を負担する！

どうしても二次会直前に、やむを得ない事情で欠席をする場合もあるでしょう。その際は、新郎新婦に負担をかけないように、会費を支払います。会場によってルールはさまざまですが、二次会の日にちが近づくと料理や席の関係で、人数変更ができなくなる期間に入ります。

欠席すると分かった時点で新郎新婦に連絡して、会費の負担をする旨を伝えます。場合によっては、人数確定前でキャンセル料が発生しないこともあるので、新郎新婦に「キャンセル料は払わなくて大丈夫」と断られたらお詫びとお礼を伝えましょう。

⑦新郎新婦に直接挨拶しにいこう！

結婚式二次会では、久しぶりに再会する友人や仲間内で盛り上がってしまうこともあります。もしくは、新郎新婦は、席が決まっていて自由に動けないケースもあります。結婚式二次会は新郎新婦をお祝いする場です！新郎新婦の席まで出向き、直接「今日はおめでとう！」「招待してくれてありがとう！」と伝えましょう。

新郎新婦は自由に写真が取れないので、グループや2ショットを撮って後日送っても喜ばれますよ！ただし、新郎新婦と話したいゲストは他にもたくさんいるはずです。お祝いの言葉を伝えたり写真を撮ったりしたら、ほかのゲストと交代してくださいね。

⑧余興やゲームには積極的に参加する！

ゲームは幹事さんがみんなで楽しめるように一生懸命企画したり、余興はこの日のために練習をしていたりします。二次会が盛り上がるように、積極的に参加しましょう！新郎新婦はゲストみんなが盛り上がり、楽しそうな姿を見たいと思っているはずです。ゲスト同士盛り上がってしまい司会の話を全く聞かない、頻繁に会場を抜けてたばこ休憩や電話をするのは、せっかくの結婚式二次会を盛り下げてしまうのでやめましょう。

⑨迷惑をかける行為はNG！

楽しい場である結婚式二次会ですから、ついついテンションがあがってしまう気持ちも分かります。しかし、お酒を飲み過ぎてベロベロに酔っぱらってしまったり、他のゲストに執拗に絡んだりする迷惑行為はNGです！みんなが気持ちよく新郎新婦をお祝いできるように、ルールを守って楽しみましょう。

⑩退場は速やかにおこなう！

結婚式二次会がお開きになり、新郎新婦がお見送りの位置についたら、速やかに退場しましょう。会場の使用時間は決まっているため、時間を押してしまうと新郎新婦に延長料金がかかってしまうかもしれません。もし、ゲスト同士で話が盛り上がったら、退場後に居酒屋やカラオケに移動して三次会を楽しんでくださいね。

カジュアルな雰囲気の二次会でもお祝いの場であることを忘れずに！

結婚式二次会は、挙式と披露宴に比べるとカジュアルでくだけた雰囲気になります。お酒も入り楽しい気分になるのは分かりますが、一番は新郎新婦をお祝いする場であることを忘れないようにしましょう。当日までは、招待状の返信をして、コーディネートを考えたり会費を用意したりします。

当日は、新郎新婦をお祝いし、ゲスト全員で大いに盛り上がりましょう！ただし、仲間内でずっと話したり他のゲストに絡んだりする迷惑行為はやめましょう。節度ある大人のマナーで、楽しい結婚式二次会をお過ごしください！

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