クリスマスはどんなイベント?ツリーやプレゼントに込められた意味は?
子どもも大人も楽しみなクリスマス!12月になると、町中にクリスマスの可愛いオーナメントや、キラキラとしたツリーが飾られます。日本でも馴染みの深いイベントですが「キリストの誕生日」くらいの認識の方が多いのではないでしょうか。しかし、実際に12月25日はキリストが誕生した日ではありません。
では、なぜ12月25日がクリスマスになったのか、なぜツリーを飾るようになったのか。疑問に思う方も多いでしょう。この記事では、クリスマスの由来やクリスマスに欠かせないアイテムや食べ物に関する言い伝えを紹介します。より楽しむためにも、クリスマスに関する知識を深めてみましょう!
目次
クリスマスはどんなイベント?
クリスマスは、英語で「Christmas」もしくは「Xmas」と書きます。Christmasは「Christ」と「mass」に分解され、それぞれ「キリスト」と「ミサと呼ばれるキリストの祭礼」を意味しています。つまり「Christmas」は「キリストの生誕祭」という意味です。しかし、新約聖書ではキリストの生まれた日を特定していません。文献によっては、誕生日が3月や5月と諸説あるようです。そのため、正確には「キリストが生まれてきたことをお祝いする日」である降誕祭とされています。
では、いつから12月25日をクリスマスとしたのでしょうか。正確な年代は分かっていませんが、4世紀頃から始まったとされています。当時、ヨーロッパはローマ帝国時代。ペルシャから太陽信仰であるミトラス教が伝わります。このミトラス教は1年でもっとも日が短くなる冬至(12月25日)に「光の祭り」を行っていました。一方、ローマ帝国でも農耕の儀式を12月25日に執り行っていました。そこで、ローマ皇帝はキリストを光に例え「光の復活はキリストの復活」とし、12月25日を「キリストの降誕祭」と制定したといわれています。
クリスマスに関する言い伝え5選!
日本でも、クリスマスはツリーを飾ったりプレゼントを渡したりするのがお馴染みとなっています。では、クリスマスに関するアイテムや食べ物にはどんな言い伝えがあるのでしょうか。ここでは、クリスマスに関する言い伝えを5つ紹介していきます。
①クリスマスツリー
テクリスマスツリーは、一般的にモミの木が使用されています。モミの木は、寒い冬でも葉っぱを落とさず1年中緑を茂らせるため「永遠の象徴」とされていました。また、ツリーの1番上にある星形のオーナメントは、キリストの降誕を知らせたベツレヘムの星を由来としているようです。よく使われているリンゴのオーナメントには、アダムとイヴが食べた禁断の果実(知恵の樹の実)であるといわれています。
実際にクリスマスツリーにモミの木を使うようになったのは、ドイツが起源とされています。ドイツではモミの木に住んでいる妖精が、幸せを運んでくるという言い伝えもあるそうです。何気なく飾りつけをして楽しんでいましたが、いろいろな意味が込められていたんですね!
②クリスマスリース
クリスマスが近づくと、玄関先やお部屋にクリスマスリースを飾る方も多いですよね。そんなクリスマスリースは、キリストが十字架につけられたとき頭に乗せられた「いばらの冠」を象徴しています。また、クリスマスリースには主に以下のような4種類の意味が込められているといわれています。
・豊作
リースは、年間を通して葉を茂らせる常緑の植物が使われています。このため、農作物の豊作を願っているといわれています。
・魔よけ
リースに使用されている常緑の植物は、一般的にモミの木やヒイラギです。特にヒイラギは、葉っぱが尖っている形が特徴的で、魔よけの効果があるとされています。
・永遠
リースは輪の形になっていて、途切れることがありません。聖書では「私はαでありΩである。最初であり最後である」と記載されており、キリストの永遠の命を願っているといわれています。
・新年の幸福祈願
日本では新年を迎えるときにしめ縄を飾るため、リースはクリスマスが過ぎたら片付ける方が多いですよね。しかし、キリスト教のご家庭では新年の幸福も願って、年が明けても飾られているのが一般的だそうです。
③サンタクロース
子どもが何よりも楽しみにしているサンタクロースからのプレゼント!サンタクロースは、4世紀頃に実在したカトリック教の司教セント・ニコラスがモデルとされています。セント・ニコラスがだんだん英語風の発音に変わり、サンタクロースと呼ばれるようになりました。
ちなみに、サンタクロースがトナカイの引くソリに乗っている由来はご存じですか?サンタクロースの発祥は北欧の国とされていますが、北欧には魔法が使える「サーミ人」と呼ばれる先住民族が住んでいました。サーミ人が雪の中を長距離移動する際に、トナカイにソリを引かせて荷物を運んでいたそうです。これが、サンタクロースがトナカイの引くソリに乗っている由来とされています。
④プレゼント
カトリック教の司教ニコラスには、貧しい家や子どものために家の煙突から金貨を投げ入れていたというエピソードがあります。その硬貨が、暖炉側に干していた靴下にたまたま入ったことが「クリスマスに靴下をベッドに置いておくとサンタクロースがプレゼントを入れてくれる」という話に広がったそうです。
⑤七面鳥
クリスマスに食べる料理といえば七面鳥ですが、実はもともと欧州ではガチョウが食べられていたといわれています。理由は、ガチョウはご馳走のため特別なクリスマスに、という理由です。その後、アメリカ大陸の開拓をしていた欧州からのパイオニアが、食べ物がなく困っていた時に原住民族のインディアンから七面鳥をもらいました。この出来事から七面鳥は感謝のシンボルとなり、キリストの降誕へ感謝を表すためのご馳走となった、と考えられています。
現在でも、アメリカやヨーロッパではクリスマスに七面鳥を食べる家庭が多いようです。現実的に、ガチョウよりも七面鳥の方が飼育しやすく市場に出回っている、という理由もあります。同じような理由で、日本では七面鳥よりもチキンを食べるご家庭が多いです!
由来や言い伝えを知ってクリスマスをさらに楽しもう!
クリスマスにまつわるアイテムと食べ物に関する言い伝えについてご紹介しました!クリスマスはイエス・キリストの生まれたことを祝う日です。関連するアイテムにも永遠や幸福など、さまざまな願いが込められています。クリスマスは、友達や恋人、家族で過ごす方も多いでしょう。ぜひ、この記事で得たクリスマスに関わる言い伝えを話して、より盛り上がるクリスマスパーティーをお過ごしください!
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