「結婚式当日、ゲスト全員に感謝の気持ちを伝えたいけど時間はある？」 とお悩みの新郎新婦さんも多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決してくれるのが、サンクスカードです！手書きで書いたりデザインを作成したり、オリジナリティの出せる人気のペーパーアイテムですよ。この記事では、相手別の文例もご紹介しています。ゲストに感謝の気持ちを伝えたい新郎新婦さん必見です！ 

目次

結婚式でゲストに渡すサンクスカードってなに？

サンクスカードとは、新郎新婦からゲストへ、感謝の気持ちを込めて渡すメッセージカードです。本当は、式当日に直接伝えられるのがベストですが、現実は忙しくてゲスト全員とゆっくり話せる時間はなかなかありません。感謝の気持ちを一人ひとりにしっかり伝えたい新郎新婦さんに、おすすめのペーパーアイテムです◎

基本的な内容は、結婚式参列のお礼と今後のお付き合いのお願いを記載します。渡すタイミングに決まりはありませんが「お見送り時にプチギフトと一緒に渡す」「席札に添える」「引き出物に添える」の3パターンが多いようです。サプライズ感も出せるメッセージカードは、ゲストもきっと喜んでくれますよ！

サンクスカードを書く際の注意点！

結婚式で渡すサンクスカードは、書く際の注意点がいくつかあります。友達への手紙のような感覚で書いてしまうと、結婚式に適していない表現を使ってしまうこともあるため注意しましょう。サンクスカードに限らず、結婚式で使うペーパーアイテムに共通するルールなので、ぜひ参考にしてください。

句読点は使わない

句読点とは、句点が「。」で、読点が「、」のことをさしています。文章を読みやすくするために使用している句読点ですが、結婚式では使うべきではないと考えられています。理由は「結婚式というお祝い事に終止符を打たない」という考え方があるからです。結婚式で「終了の時間です」と言わずに「お開きの時間になります」と表現するのと、理由は一緒ですね。句読点を使わずに読みやすくするためには、句点の代わりに「改行」、読点の代わりに「スペース」を使用しましょう。

名前は間違えないように！

サンクスカードに限ったルールではありませんが、大切なゲストの名前は絶対に間違えないようにしましょう！とくに、間違えやすい漢字は新郎新婦でダブルチェックするといいですよ。たとえば、「吉」と「𠮷」、「郎」と「朗」のようによく似ている漢字です。また、仲の良い友人は普段呼んでいる愛称や「ちゃん」「くん」をつけても問題ありませんが、上司や主賓の方には「様」をつけます。もし間違えてしまった場合は、修正ペンや二重線での修正はせずに、刷り直しをして修正しましょう。

「忌み言葉」や「重ね言葉」は避ける

「忌み言葉」とは、結婚式や葬儀などの特定のシーンで使用を避けるべき言葉のことです。結婚式の場面では、不幸や別れを連想させる言葉が「忌み言葉」とされています。たとえば、漢字の中に「亡」が入っている「忘」「忙」や、結婚生活の短さを連想させる「切る」「冷める」のような表現も避けましょう。
「重ね言葉」とは、同じ言葉を繰り返していることです。繰り返すことは再婚を連想させるため、結婚式ではふさわしくありません。たとえば「いろいろな思い出→たくさんの思い出」のように言い換えましょう。

全員同じ文章にしない

大規模の結婚式はゲストの人数も多く、全員分のサンクスカードを用意するのは大変ですが、宛名だけを変えて同じ文章の使いまわしはNGです！ゲストに合わせて印象深いエピソードや感謝した出来事などを書くと、自分だけに向けて書いてくれたメッセージ、とゲストも嬉しくなりますよ◎

【相手別】サンクスカードのメッセージ文例8選！ 

結婚式は会社の上司から仲の良い友人、親戚など、さまざまな関係性のゲストが参列します。改めてサンクスカードを書こうと思うと、何を書いたらいいのか悩んでしまいますよね。もし書く内容に困ったら、例文を参考にしてください。

①友達に書く場合

今日は遠いところ来てくれてありがとう
学生の時からいつも一緒で話もたくさん聞いてくれてありがとう
結婚報告のときに泣いて喜んでくれたのがすごく嬉しかったよ
これからも楽しい思い出たくさんつくろうね

友達に書く場合は、カジュアルな文章でも問題ありません。日頃の感謝やこれからも仲良くしたい旨を伝えましょう。

②職場の同僚に書く場合

今日は出席してくれてありがとう
入社してから○○さんがいてくれたからどんなことも乗り越えられたよ
よく飲みに行ったりもして楽しかったね
落ち着いたら改めてご飯でも行きましょう

「“また”ご飯でも行きましょう」だと重ね言葉になってしまうため、“改めて”に言い換えています。

③職場の先輩に書く場合

本日はご多用のところご出席いただきありがとうございます
○○さんは入社した時から憧れの存在です
いつも的確なアドバイスをしていただき感謝しています
今後ともよろしくお願いいたします

「“お忙しい”なかご出席」だと忌み言葉になってしまうため、“ご多用のところ”に言い換えています。

④主賓や上司に書く場合

本日はご多用のところ　私たちの結婚式にご出席いただきありがとうございます
ご挨拶までお引き受けいただき感謝しています
今後ともより一層仕事に励むつもりですので　変わらぬご指導をよろしくお願いいたします

主賓や上司に書く場合は、より丁寧な文章を心がけます。主賓や挨拶を引き受けてくれた方には、感謝の気持ちを伝えましょう。

⑤両親に書く場合

お父さん　お母さん
今まで大事に育ててくれてありがとう
ふたりのように温かい家庭を築けるように頑張るね
体に気をつけて　これからも元気でいてください

「大“切”に育ててくれて」だと忌み言葉になってしまうため、“大事”に言い換えています。今日の結婚式を誰よりも喜んでくれている両親へ、感謝の気持ちを伝えましょう！

⑥兄弟や姉妹に書く場合

今日は出席してくれてありがとう
たくさん喧嘩もしたけど　それ以上にたくさん笑って遊んだね
お兄ちゃんのように優しい旦那さんを見つけたよ！
これからも仲良し兄妹でいようね

兄弟や姉妹に書くのは少し照れくさいですが、結婚式というイベントの力を借りていつもは伝えられない感謝を伝えましょう！

⑦親戚に書く場合

本日は遠方よりご出席いただきありがとうございます
子どもの頃は　○○おばちゃんの家に遊びに行くのがいつも楽しみだったよ
次は私たちの新居に遊びに来てくださいね

親戚のなかには、遠方から新郎新婦のために出席してくれる人もいるかもしれません。一言感謝の気持ちを伝えてくれるだけで、来てよかったと思ってくれるはずですよ。

⑧義両親に書く場合

初めてお会いした時から　本当の娘のように迎え入れてくださりありがとうございます
○○さんと一緒に温かい家庭を築けるように頑張ります
これからも末永くよろしくお願いいたします

義両親もまさかサンクスカードをもらえるとは思っていないはずです。これから長いお付き合いになる義両親へも、感謝とこれからのご挨拶をかねてメッセージを送ってみましょう！

ゲスト一人ひとりにサンクスカードを書いて感謝の気持ちを伝えよう！

サンクスカードは、新郎新婦からゲストへ感謝の気持ちを込めて渡すメッセージカードです。式当日は忙しくて話す暇もないかもしれないため、伝えたい気持ちはサンクスカードに込めましょう。句読点・忌み言葉・重ね言葉の使用はNGのため、書く際は注意しながら書きましょう。いつもは照れくさくて言えないことも、サンクスカードだったら伝えやすくなりますよ！

景品パークがおススメする『結婚式景品』

集まってくれたゲストに喜んでもらうために、景品を使ったサプライズ演出やゲームで盛り上がるのはいかがですか？子どもから大人まで楽しんでもらえる楽しい景品や、おいしい景品を多く取りそろえております。ランキングや価格帯からも選べるので、希望の条件から探すことができますよ。一生に一度の結婚式、楽しい思い出をサポートいたします！

景品パークがおススメする『結婚式二次会虎の巻』

大好きな友達のために「結婚式二次会を成功させたい！」と意気込んでいる幹事さん！景品パークでは、幹事さん必見のお役立ち情報を多数ご用意しています！事前準備から当日の進行までサポートしますので、初めての幹事でも大丈夫です。豊富なアイデアから、最高の結婚式二次会を開催しましょう！