新年の顔合わせや祝いの場として行われる「新年会」は、どの会社でも毎年恒例のイベントですよね。その新年会を滞りなく開催するために、欠かせない幹事の仕事の一つに「新年会のお知らせ作成」があります。とはいえ、はじめて新年会のお知らせを作成する方の中には、「どのようにお知らせを書けば社内の人に参加してもらえるのかな？」「社外の人に失礼のない文章を作成するにはどうすればいいの？」と悩んでしまう方もいるはず。
この記事では、新年会のお知らせを作成する上で意識したい基本的なマナーや作成ポイントをご紹介します。そのまま使える例文もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

新年会のお知らせの基本的なマナーを紹介！

新年会のお知らせを作成するにあたって、幹事として最低限のマナーは知っておきたいもの。ここでは、「送る時期」や「書くべき内容」など新年会のお知らせの基本的なマナーをご紹介します。

新年会のお知らせはいつ頃贈るのがベスト？

新年会のお知らせは、開催の1ヶ月前～2週間前までにお知らせを出すようにしましょう。なぜなら、参加者がスケジュールを確保する必要があるからです。特に、年末年始は忙しい時期なので社員が余裕を持って対応できるような配慮が大切です。くわえて、会場を手配するためにも早めに参加人数をはっきりさせる必要があります。飲み会が多い年始は、どこの会場も予約が取りにくい時期です。

会場によっては1ヶ月前にお店の予約をする必要があるため、早めの準備や行動を心がけましょう。年が明けてからすぐに新年会を開催する場合は、12月中にお知らせを送ることをおすすめします。もし、1月下旬頃に開催する場合は、年明け後にお知らせを出しても問題ありません！

新年会お知らせに必ず入れることとは？

新年会のお知らせに必ず入れるべき内容は、下記のとおりです。

・時候のあいさつと感謝を伝える言葉
・開催日時と開催場所
・出欠の返答先・返信期日
・担当者の連絡先

開催場所は、最寄り駅の記載や周辺地図、お店のURLなどを明記しておくと、より親切です。また、参加者が不明点などを問い合わせできるように、担当者の名前と連絡先も忘れずに記載しましょう。

新年会のお知らせを書く際に意識したいポイント！

新年会のお知らせを書く時に、意識したいポイントを４つご紹介します。

①縁起が悪いこと・ネガティブな表現はNG

新年会のお知らせの中に、「縁起が悪いこと」や「ネガティブな表現」を書くのは避けましょう。縁起が悪い言葉やネガティブな表現は、見ていて気持ちの良いものではありませんし、祝いの場でもある新年会にはふさわしくありませんよね。他にも、「人の死を連想させる」「失う」「負ける」「去る」「落ちる」「切れる」「業績悪化をイメージさせるような言葉」などのマイナス表現は書かないように気をつけましょう。
間違いやすいものとして、「去年は大変お世話になりました」というあいさつがあります。「去」年は、去ることをイメージさせるため、「昨年」「旧年中」を使うようにしましょう。

②年明けに送る場合は新年のあいさつも入れる

新年会のお知らせは送る時期によって、使用するあいさつが変わります。もしも、年明けに新年会のお知らせを送る場合は、「新年おめでとうございます」など新年のあいさつを忘れず入れるようにしましょう。くわえて、日頃お世話になっている上司や取引先の方には、感謝の気持ちを添えることでより良いものになりますよ。

③新年会に参加したいと思えるような文も添える

参加者の中には、新年会が億劫に感じている社員もいるかもしれません。社員の参加率を上げるためには、お知らせに参加者が「行きたい！」と思える魅力的な文章を盛り込むのがよいでしょう。たとえば、「楽しいゲームや豪華景品も用意しています」と、新年会へ参加してみようかなと思える内容を入れることで、社員の参加率アップにつながるでしょう！

④社内と社外の案内文は別で用意する！

新年会のお知らせを作成するときは、社内と社外それぞれの案内文を用意しましょう。社内の案内文は一緒に働いている身内に宛てた案内文なので、「分かりやすさ」が大切です。一方、取引先やグループ会社など社外の方へ送る案内文は分かりやすさだけでなく、「相手へ与える印象」に配慮する必要があります。そのため、失礼のないようなかしこまった文章が望ましいでしょう。

【社内・社外】新年会のお知らせ例文を紹介！

ここからは、新年会の準備で忙しい幹事さんに向けて、すぐに使える「12月に送る新年会のお知らせ例文」を３つご紹介します。もしも、年始（1月）に送る場合は、下記のあいさつを代わりに入れるようにしましょう。

・新年おめでとうございます
・あけましておめでとうございます
・謹んで新年のお慶びを申し上げます
・謹んで新春の寿ぎを申し上げます
・謹んで新春の祝詞を申し上げます

社内用お知らせ【メール】

社内に送る新年会のお知らせメールは、以下のイメージで作成するとよいでしょう。

社外用のお知らせ【返信用ハガキ】

社外の方に新年会のお知らせをハガキで送る場合は、以下のようなイメージで作成しましょう。

社外用のお知らせ【メール】

社外の方に新年会のお知らせメールを作成する時は、以下のように作成すると良いでしょう。

新年会のお知らせを出したら景品も用意しよう！

新年会の幹事さんは、スケジュール調整や会場の確保など、さまざまな準備に追われて忙しくなるでしょう。しかし、新年会のお知らせは、開催にあたって必要不可欠な大事なものです。直前で慌てることがないように、余裕を持って用意できると良いですね！新年会を盛り上げるためには、ゲームや景品を用意するのも忘れずに！
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