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2018年は明治維新から150周年。社内行事などの宴席を任された幹事さんは当日の話題として重役の出身地や人物、歴史も押さえておきたいところ。今回は倒幕の中心となった薩摩藩(現:鹿児島県)、西郷隆盛、「せごどん」にまつわる景品のお話です。
九州の南端、現在の鹿児島県。明治維新で廃藩置県される以前は「薩摩藩」でした。
薩摩藩は薩英戦争、薩長同盟などの主役であり江戸幕府の倒幕運動、明治維新の中心といえる藩。
そんな薩摩藩を代表する傑物といえばやはり、西郷隆盛です。2018年の大河ドラマの主人公にもなっていますね。
西郷隆盛、「せごどん」の身長は180cm前後。当時の日本人の平均身長は155cm程度ですから驚きですね。さらに体重はなんと100kgを超す巨漢でした。
当時の薩摩の男たちは「薩南示現流」「薩摩隼人」など九州の最南端にありながら、明治維新を進める強力なマンパワーがありました。
「せごどん」をはじめ、そんなエネルギッシュな薩摩隼人たちは当時、どんなものを食べていたのでしょうか?
鹿児島の郷土料理といえば「とんこつ」。とんこつはもともと薩摩隼人が戦場や狩場で作ったのがはじまりとされる、男っぽい豪快な料理。黒豚のアバラ骨付きの肉をじっくりコトコト煮込んで黒砂糖と味噌、焼酎で煮込んだ、鹿児島県の代表的な郷土料理です。
ちなみに西郷隆盛の2人目の妻、愛加那の子孫の書籍には黒豚はもちろん、とんこつも大好物だったことが記されています。
時代の流れで2度も島流しに合うなかで、ストレス解消も含めて当時の「せごどん」にとっては食べることもストレス解消、楽しみの一つだったのかもしれませんね!
明治維新の活躍が買われて、維新後に新政府に呼ばれて上京してきた西郷隆盛。食べることが大好きだった「せごどん」。住んでいた日本橋地区でご贔屓にしていたのが「千疋屋総本店」。来店するとよく、おおきなスイカを注文していたそうです。果物をコンセプトにした老舗「千疋屋」の歴史を感じますね。
歴史上の偉人についても食べることを通してみると人間味があふれてくるのは不思議ですね。「腹が減っては戦はできぬ」といいますが、戦う以前の食べるエピソードまで楽しめると、幹事さんがふる話題の景品としては盛り上がりそうですね!
≪参考サイト≫
・「ユカリノ」
https://yukarino.jp/articles/9249055
・「タベルプラス」
https://chefsclip.me/entertainment/entry-2735
・「戦国武将・戦国大名たちの日常」
https://sinobi22.com/2351.html