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ボーリング大会や社員旅行、BBQ大会などと同じように、社内の交流を深めるイベントとして根強い人気を誇るのが「社内ゴルフコンペ」。99歳になった日本人の現役プロゴルファー、内田棟氏がいまだ現役で活躍しているように、世代を超えた共通の趣味として楽しめる競技であることから、社内の交流行事として「社内ゴルフコンペ」が選ばれることも多いようです。今回は社内ゴルフコンペのトーク例をご紹介します。
社内ゴルフコンペはあくまでも、普段の忙しい仕事の中ではなかなか、ふれあう機会がない人同士のコミュニケーションが一番の目的です。せっかくの休日に集まるのですから、カタチばかりではなく、心が通い合う有意義な場にしたいものです。そのためには一緒に回る組み合わせも大事なところ。犬猿の仲の二人を外したり、社員がふだん話したことがない社長や役員とゴルフを通じて交流できる場をつくったりするのも、幹事さんの腕の見せどころです。一番の盛り上がりは、なんといってもみんなでプレーした結果を共有する表彰式。社内行事ですから、一緒にゴルフで汗を流した共通の体験を「共有」できる雰囲気づくりが大切。表彰式では幹事さんもあまりかしこまらず、シンプルな流れに沿って、自然体でみんなと楽しみながら進めましょう。
それでは、社内ゴルフコンペの幹事さんの司会のトーク例をご紹介します。
「本日は皆さん、お疲れさまでした。それではただ今より、「〇〇社第■回、ゴルフコンペの表彰式をはじめさせて頂きます」
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「それではまず、今回の幹事を代表しまして、■■部の〇〇課長がご挨拶いたします。
(幹事代表からの挨拶)
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「皆さん、ご清聴ありがとうございました。それではここで、社長よりご挨拶を頂戴いたします」
(社長の挨拶)
「社長、ありがとうございました!」
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「表彰式の前に、まずは本日の健闘を称え、乾杯とさせて頂きたいと思います。乾杯の発声は、〇〇部の■■課長にお願いをいたします。課長、よろしくお願いいたします」。
(乾杯の発声)
「ありがとうございました!」
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「それでは皆さん、おなかもすかれていると思いますので、表彰式の準備ができるまで、ひとまず食事の時間にさせて頂きます。食べながら、飲みながら、本日のゴルフ談義にゆっくり花を咲かせていただければと思います」
(会食、歓談の時間)
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「皆さん、たいへんお待たせいたしました。それでは、これより『〇〇社第■回ゴルフコンペ』の表彰式を行います。ではさっそく、15位から発表いたします。受賞者には社長より表彰式と豪華景品が贈られますので、名前を呼ばれた方から順に、壇上までお願いいたします」。
(成績順に表彰)
「受賞者の皆さん、おめでとうございます。今一度、皆さん、盛大な拍手をお願いします」。
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「それでは本日の優勝者、営業部の■■君から、喜びの声を聞かせてもらいましょう。■■君、お願いします」
(優勝者のあいさつ)
「ありがとうございました! 若手社員が優勝というのも活気があって我が●●社らしいですね。■■君にはゴルフ同様、仕事の方もがんばっていただきたいと思います」。
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「それでは以上で、『〇〇社第■回ゴルフコンペ』表彰式を終了させていただきます。皆さん、本日はお疲れさまでした。次回もどうぞ皆さん、ふるってご参加ください。
社内イベントを盛り上げたい幹事さんの一番のコツは、なんといっても「盛大な拍手」の演出です。司会者以外でも幹事さんのメンバーは挨拶や表彰のタイミングに合わせて、率先して拍手をしましょう。