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鹿児島の郷土料理といえば「とんこつ」。とんこつはもともと薩摩隼人が戦場や狩場で作ったのがはじまりとされる、男っぽい豪快な料理。黒豚のアバラ骨付きの肉をじっくりコトコト煮込んで黒砂糖と味噌、焼酎で煮込んだ、鹿児島県の代表的な郷土料理です。
ちなみに西郷隆盛の2人目の妻、愛加那の子孫の書籍には黒豚はもちろん、とんこつも大好物だったことが記されています。
時代の流れで2度も島流しに合うなかで、ストレス解消も含めて当時の「せごどん」にとっては食べることもストレス解消、楽しみの一つだったのかもしれませんね!
明治維新の活躍が買われて、維新後に新政府に呼ばれて上京してきた西郷隆盛。食べることが大好きだった「せごどん」。住んでいた日本橋地区でご贔屓にしていたのが「千疋屋総本店」。来店するとよく、おおきなスイカを注文していたそうです。果物をコンセプトにした老舗「千疋屋」の歴史を感じますね。
歴史上の偉人についても食べることを通してみると人間味があふれてくるのは不思議ですね。「腹が減っては戦はできぬ」といいますが、戦う以前の食べるエピソードまで楽しめると、幹事さんがふる話題の景品としては盛り上がりそうですね!
≪参考サイト≫
・「ユカリノ」
https://yukarino.jp/articles/9249055
・「タベルプラス」
https://chefsclip.me/entertainment/entry-2735
・「戦国武将・戦国大名たちの日常」
https://sinobi22.com/2351.html