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現在の日本人の平均喫煙率は
◎成人男性…29.7%
◎成人女性… 9.7%
※たばこ産業「2016年全国たばこ喫煙者率調査」
つまりほとんどが非・喫煙者となります。
それでは非喫煙者に合わせて全面禁煙にすれば良いのかというと幹事さんとしては一概にそうは言えないところもあります。
忘年会や新年会、懇親会などの宴席は社内や取引先とのコミュニケーションを促進する大切な場です。
タバコの喫煙・非喫煙でせっかくの機会が失われるのはもったいないですし、宴席を取り仕切る幹事さんとしてはたとえ少数派だとしても喫煙者も含めた参加者全員が楽しめる場を提供したいものです。
そこで幹事さんがすぐに実践できるタバコ対策を3つほどご紹介します。
…社内の休憩室や喫煙ルームをチェック。
参加者の喫煙状況をわかる範囲で把握しておきましょう。
世間話の流れで直接、本人に聞いても差し支えないはずです。
…参加者全体の禁煙率が高く、
社長や部長などのキーパーソンが非喫煙者の場合などには禁煙の会場を選ぶ選択肢もアリ。
喫煙者のために喫煙場所も案内できるように会場に確認しておきましょう。
…「愛煙家」の席と「嫌煙家」の席だけ煙の届かない範囲に離し、その間を
「そんなには吸わない」喫煙者と
「吸わないけど気にならない」非喫煙者の席にします。
…もし禁煙を決めた宴席でタバコを我慢している愛煙家がいたら、
懐かしのココアシガレットBIGパックをサッと差し出してみるのはいかがでしょう?少しは気が和むかもしれません。
厚生労働省ではラグビーワールドカップが開催される2019年9月までにレストランや居酒屋などは屋内禁煙(喫煙専用室の設置可)とし、
罰則(過料)を設ける健康増進法改正案の原案を発表しました(平成29年3月1日発表)。
幹事さんは参加者の「飲む・飲まない」と同じく「吸う・吸わない」もチェック項目に入れておくとスムーズです!