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瀬戸内海に面した暖かい気候と、日本海側の荒々しい海岸線に囲まれた山口県は、きれいな大自然に恵まれ四季折々の風景が楽しめる場所としておすすめのエリアです。交通の便も良く、九州にも近く大阪へも新幹線や飛行機、車でも行けるため、遠方からでも気軽に行けるのが嬉しいポイント。この記事では、山口県についての溢れる魅力と大人気のご当地グルメを紹介します。
山口県は自然や歴史など多彩な魅力がつまった県ですが、中でも観光客にとっては外せないスポットをいくつか紹介していきます。特に山口県に初めて行く人や興味のある方は必見です。
山口県の歴史的文化について簡単にご紹介します。 山口県は、明治維新で重要な役割を果たした地域とされています。 特に萩市は幕末の志士たちが育った土地で、吉田松陰や高杉晋作など、歴史上の偉人たちがこの地で活動したことで知られています。その背景もあり、萩市には萩城跡や松下村塾といった歴史的な観光スポットが人気を集めています。日本の近代史を感じたい人にはピッタリです。
岩国市にある日本三名橋のひとつで、山口県の観光名所として外せない錦帯橋。 木造のアーチが5連続で繋がる素晴らしい橋です。歴史も長く、1673年に建設されて以来、多くの人に愛され、多くの観光客の注目を浴びてきました。 美しい錦帯橋は四季にあわせて美しい風景を楽しむことができますが、中でも絶景なのが春の桜や秋の紅葉のシーズン。澄んだ水面に映る橋の姿は、言葉が出てこないくらい美しい景観です。 また、錦帯橋周辺には岩国城があり、城から眺める景色も楽しめます。
角島大橋は山口県を代表する人気スポットです。角島大橋は、山口県下関市豊北町にある角島と真っ直ぐに続く長い橋で多くの地元民だけでなく、全国からその景色を見るために多くの観光客が集まります。その美しい景色は、映画やCMでも度々登場するほどの有名スポットです。青い海の上にまっすぐ伸びる橋の景色はドライブスポットとしても大人気で、車やバイクだけでなく、ロードバイクを乗る人たちから大好評。特に晴れた日の景色は絶景で訪れた人を虜にします。
日本最大級のカルスト台地といわれている秋吉台も、山口県の代表スポットです。独特の地形美が広がり、まるで異世界に来たかのような不思議な感覚を与えてくれます。非日常的な大自然で心を開放したい人は、絶対に一度は訪れましょう。秋吉台の地下にある、秋芳洞という大規模な鍾乳洞もおすすめです。神秘的な景色が楽しめます。 秋芳洞の中を流れる清流や巨大な石柱が連なる光景は、秋吉台とセットで一度は自分の目で見るのが良いでしょう。
湯田温泉は、山口市ある歴史のある温泉地で、けがをした白狐が傷を癒していた、という伝説が伝わることから白狐の湯とも呼ばれています。無色透明で柔らかな泉質が特徴で、やわらかくて肌にしっとりなじむお湯は美肌効果があり。湯量が豊富なことから温泉街には気軽な足湯も充実しています。
山口宇部空港やJR新山口駅、東の岩国や西の秋吉台、下関など各方向への交通アクセスが良いため、観光の拠点としても人気の温泉地です。散策に疲れたらひとやすみ、湯の町ならではの楽しみ方を過ごしてみてはいかがでしょうか。
山口県のおすすめスポットを紹介してきましたが、ここからは観光に忘れてはいけないご当地グルメについて、紹介していきます。山口県といえば真っ先にフグが浮かぶ人も多いと思いますが、ここではふぐ以外のご当地グルメを紹介します。
川棚温泉名物である、瓦そばを食べずに山口からは帰れません。熱々に熱した瓦に茹でた茶そばをのせた状態で提供されます。つゆにつけて食べれば、焼けてパリパリになった香ばしい麺がやみつきに。錦糸卵や牛肉などの具だけでなく、レモンやもみじおろしなどのたくさんの薬味が盛り付けられた瓦そばはビジュアルとしても映え、観光客を賑やかにしてくれます。
主に山口市内で食べられている、モリモリで汁だくのご当地麺ばりそば。かた焼きそばにあんかけスープをかけたイメージです。太めの揚げ麺に、鶏ガラをベースにしたスープに近い、とろみのゆるいあんがたっぷりと盛り付けられるのが特徴で、味変で酢醤油などをかけて食べることも。店にもよりますが、1人前で2人前ぐらいの量が提供されるので驚かないようにしましょう。ボリュームがありながらも、さっぱりした鶏ガラがベースのため、お酒を飲んだあとの〆としても愛されています。
山口県にはさまざまな味のラーメン店があるものの、大きく分けて、東の醤油ラーメンか西の豚骨ラーメンがメインです。その中でも空港のある宇部市に根付いた、豚骨ラーメン発祥の味を継承する宇部ラーメンは別格で愛されています。ベースは豚骨ラーメンであるものの、細麺の博多ラーメン系ではなく、豚骨ラーメン発祥の地といわれている、久留米の豚骨ラーメンを継承。中太麺に匂いが強い濃厚な豚骨スープを食べたい人は、ぜひ宇部ラーメンを召し上がってみてください。
特製甘辛ダレのホルモンを、水を使わずに野菜から出る水分のみで炊き上げて完成する、とんちゃん鍋。下関のリトルプサンとして知られる韓国人街で誕生し、半世紀以上も地元に愛され続ける下関のご当地グルメです。主に焼肉店で提供され焼肉を食べた後のもう一品として、追加で注文される〆としてピッタリな味で、お米にもお酒にも相性抜群です。中央に少し深みのある専用の鍋にも注目してみましょう。
山口県のソウルフードともいわれている、風味豊かなごぼうとジューシーなから揚げ、甘辛のたれをからめられたチキンチキンごぼう。起源は県内の学校給食から誕生した人気メニューで、大人から子どもまで、世代を超えて地元民に愛されています。小さいころから慣れ親しんだ味であり、県内各地の飲食店では、独自の味つけがされたチキンチキンごぼうを提供しているため、食べ比べる楽しみもあります。
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