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新幹線やフェリー、飛行機やバスなど、どこからでもアクセス良好な福岡県。県庁所在地の福岡市は九州最大の都市でもあります。博多駅周辺の賑やかな繁華街をはじめとする飲食店や中洲の屋台、ショッピングを楽しむ天神エリアや歴史あるスポットなど、魅力あふれる街です。今回はそんな福岡県の魅力や、旅路で満喫しておきたご当地グルメについて紹介していきます。
福岡県には春夏秋冬それぞれの季節で異なった魅力があり、現地民だけでなく訪れる人を一年中楽しませてくれるエリアです。ここでは、それぞれのシーズンの福岡県の魅力をご紹介します。
色とりどりの花が美しい春の福岡は、河内藤園のフジや海の中道の花の丘に咲き誇るネモフィラ、柳川や舞鶴公園などに咲き誇る桜など、景観を堪能するのに最適なシーズンです。このシーズンに福岡に行けることがあれば、ぜひいずれかのスポットを訪れておきたいですね。
古くから産業と新たなカルチャーが融合する街で、アクティビティを楽しむのに最適な糸島は、夏の思い出を作るなら最適なスポットです。黄色で埋め尽くされる柳川ひまわり公園もおすすめです。ライトアップしてくれるため昼間だけでなく夜も楽しめるのがポイント。福岡県の名勝である白糸の滝も夏が一番おすすめ。絹糸のように流れ落ちる水流は繊細でかつ圧巻的な滝で、マイナスイオンを全身に浴びてみてはいかがでしょうか。
四季折々の花が咲き、年間を通してくる人たちを魅了してくれる、のこのしまアイランドパークでは秋は約50万本のコスモスで観光客を出迎えてくれます。また、紅葉の時期の福岡では秋月城跡や麻生大浦荘、小倉城などを中心とした歴史的なスポット周辺で楽しめる紅く色づいた紅葉がおすすめ。
冬に福岡へ行かれる際は、皿倉山や関門海峡、博多周辺を中心にイルミネーションを自分の目で見に行きましょう。さらに、時間が許せば優しい光で彩られた門司港の美しい夜景などの街並みを歩きながら楽しむのもおすすめです。スポットを巡り、冷えた身体には水炊きやもつ鍋、ラーメンなど福岡名物のグルメで体を温めるのが良いでしょう。
観光スポットだけでなくグルメも定評のある福岡県。観光でペコペコになったお腹を満たしてくれる食事は旅行の醍醐味です。旅行中に食べ損ねることのないよう、福岡県のご当地グルメを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
東京の軍鶏鍋や京都のかしわ鍋、秋田キリタンポ鍋と並ぶ日本の4大鶏鍋料理の一つである水炊き。その知名度は鍋界だけでなく、博多で三本指に入るご当地グルメでもあります。一般的な鍋料理は味付けされた出汁でいただきますが、水炊きは特に味付けはされていない水やお湯を使って食べることが特徴的です。鶏肉と主にキャベツなどの野菜を入れて煮込んでいくことで、鶏の旨みと出汁が混ざり、具材だけでなくスープまで美味しくいただけます。スープを飲み干す前にしめを忘れないように。
福岡県といえば豚骨ラーメン発祥の地。その発祥の地で博多ラーメンはご当地グルメの中のご当地グルメです。主に中洲の屋台で食べられ、基本は豚骨をベースにしたスープにごく細麺でいただきます。ストレートの細麺に乳白色の豚骨スープはよく絡み合い、気付いたら丼ぶりから麺がなくなっていることも。あまりスープを飲み過ぎてしまうと替え玉が美味しくなくなるため、最初は熱いうちに麵を思いっきりすすりましょう。替え玉をしながら紅ショウガやゴマなどお好みでトッピングするのが◎
博多漁港に面する長浜で生まれたラーメン、長浜ラーメン。1952年に開業した元祖長浜屋の屋台が発祥と言われ、当時の魚市場前でも営業し始めると働く人たちの支持を受け盛況となったようです。同じ豚骨ラーメンでも細麺の長浜ラーメンは、博多ラーメンより濃厚なのが特徴的。豚骨のコラーゲンが溶け出し、とろみが強いのが人気とおいしさの秘訣です。
中華料理店點心世界のちまきは、博多中洲の名物です。博多で生まれ育った人であれば、一度は誰もが食べたことがあると言っても過言ではない味です。小海老や栗、うずらの卵や高菜など、たくさんの具材が、もちもちのしょうゆ味のもち米に包まれ、絶品です。もちろん現地で熱々の状態で食べるのも美味しいですが、お土産にしても喜ばれる一品。特に博多駅付近や天神付近、中洲や祇園付近に行くことがあれば、少し寄り道しても食べておきたい、ご当地グルメです。
福岡でうどんと言えば牧のうどん、と答える福岡人が大半でしょう。なんといっても茹でたての麺を直接食べさせてくれるのが釜揚げうどんですが、茹であげそのままの麺がどんどんスープを吸ってのびるので、食べても食べても麺が減らないのが特徴。スープは少なくなったらおかわりできるため、つぎ足しながら食べるのが現地の食べ方だとか。創業から50年以上もの長い年月、福岡中で愛されている釜揚げうどんです。
福岡県の博多が発祥の地と言われ、福岡県民のソウルフードである、もつ鍋。もちろん美味しさと人気がありソウルフードと呼ばれていますが、他にもリーズナブルなのにボリューミーという部分もポイント。何人かで鍋を囲んで楽しく、しかもリーズナブルにお腹いっぱいに食べられるのは最高です。プリプリのもつの旨味だけでなく、コラーゲンも豊富に含まれているため、女性からの人気も抜群です。夫婦でも家族でも、カップルでも女子会でも最適です。
福岡が産んだ希少いちご品種、あまおう。味処好きなら一度は現地で獲れたてのあまおうを食べてみたいと思うのではないでしょうか。大きな果肉から溢れ出す甘みと良い塩梅で抑えられた酸味が特長てきです。名前は「“あ”かく“ま”るい“お”おきな粒からあふれだす“う”まさ」があまおうの由来のようです。ビタミンCが豊富に含まれており、果実を水で洗って、そのまま食べるのがベストな食べ方です。
福岡の代表的なグルメであり、お土産やお取り寄せグルメとしても大人気の博多明太子。スケトウダラの卵巣を唐辛子など中心にしたうまみに漬け込んだもので、辛さと旨みのバランスが絶妙なバランスの食べやすい味わいが魅力的です。辛子明太子はもともと朝鮮半島から輸入していた伝統的食品である、という説が有名です。釜山で食べた明太子の味がおいしく、それを広めるために福岡のメーカーであるふくや創業者が製品化したことで、博多明太子として名物になった、とされています。
福岡県のご当地グルメを紹介してきましたが、なかなか忙しくて旅行へ行けない人も多いかもしれません。そんな時は福岡グルメを休日にご自宅で食べ旅行気分を味わってもらうのはいかがでしょうか。ギフトとして水炊きやラーメン、もつ鍋や博多明太子を、プレゼントすると喜んでもらえると思います。また、イベントなどを実施する際は、景品としてご当地グルメを用意してみるのも良いでしょう。
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