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それでは幹事さんのための「関東一つ残し」の対処法をご紹介します。
「どなたか召し上がりませんか?」とテーブルの全員に声をかけ、次の料理も来ますので、と促します。
フランクな社風や幹事さん自身のキャラクターも手伝って、もし場の空気が許すのなら、幹事さん自身が最後の1つを食べてしまうのも手です。
献身的な気遣いが喜ばれますし、実際に宴席中はあまり食事をする機会が少ない幹事さんにとっては一石二鳥です。
お声掛けで誰も手を挙げなかった場合、「とりあえず小皿に移しますね」と、幹事さんが率先して大皿から小皿に移し替えてテーブルのスペースを作りましょう。
どうしても食べ残されると思った場合は、お店のスタッフに「こちらのお皿、下げてもらってもいいですか」と、下げてもらうのもマナー違反ではありません。
「美味しかったですが食べきれなくて・・・」と、お詫びと謝辞をひと言添えるとスマートです。
テーブルのスペースが十分であれば、無理に片づける必要はありません。
テーブルの上に料理や飲み物がなくなると、お店のスタッフにも参加者にも宴会の終わりをイメージさせるものです。
「お腹いっぱいだけど、もう少しお話したいかも」という参加者も多いはずなので、料理が出そろった後や中締め後でも「それではしばし、ご歓談を」といった、時間を見守る気持ちも幹事さんには大切です。