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同窓会・クラス会をスムーズに進める具体的な進行例と、幹事さんのトーク例をご紹介します。
参加者がだいたい揃ったところで、幹事さんたちが前に進み出ます。幹事さん代表が開会のあいさつを述べ、ほかの幹事さん全員を簡単に紹介します。
幹事さん代表がそのまま司会役を務め、恩師を指名して、開会のあいさつを頂戴します。
乾杯の音頭は、幹事さんの中の一人が担当します。昔の学級委員やお調子者など、懐かしい雰囲気のスイッチになるお人柄の幹事さんを選ぶと良いでしょう。「○○高校のますますのご発展と、□□先生のご健康、ご活躍をお祈りして、乾杯!!」などと述べます。
幹事さん代表は、宴会のスタートを皮切りに出席者に酒食を促します。全体を見ながら、他の幹事さんとともに、懐かしい人の輪に入っていきましょう。
頃合いを見て、幹事さん代表はマイクに向かいます。「それではこのへんで、皆さんの近況などをぜひ、お聞かせ頂きたいと思います。何人かに順にマイクをお渡ししますので、まずは○○君からお願いいたします」などと、現在の自己紹介を促します。
もし恩師が出席していれば、頃合いを見て近況を伺ってみましょう。「ここで、□□先生からも、近況をお伺いしたいと思います。□□先生、お願いいたします」。
近況報告からの勢いに乗ってテンポ良く、みんなから歌や余興を引き出しましょう。勝手知ったる同級生同士。あの頃の童心に帰って、盛り上がれるはず。
宴もたけなわになった頃、恩師を中心にして記念撮影を行います。参加者全員の一生の記念になる1枚ですから、カメラマン役の幹事さんはテキパキと案内して、自然な笑顔の集合写真を撮影しましょう。「見切れるから、もう少し内側に寄って!」などと言うことで、肩がふれあう距離になり、自然と連帯感が生まれます。
幹事さんは簡単な閉会の宣言の後、次回の幹事さんをみんなにアナウンスして、恩師にもお礼を述べつつ、お開きとなります。
同窓会やクラス会は同級生にだけ目が行きがちですが、実は恩師の存在も大切。お世話になった恩師を招待できた場合、幹事さんは同窓会にわざわざ足を運んでいただいたことへのねぎらいは忘れず、くれぐれも失礼にならないように終始、心掛けましょう。