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結婚式に招待されたら、当日の服装や食事の作法など覚えておきたいマナーが多くあります。マナーを知らずに参加すると、恥ずかしい思いをすることもあるかもしれません。そこで、この記事では結婚式にゲストとして呼ばれた際の気を付けたいマナーを7選紹介します。基本的なマナーばかりなので、まずはこの記事のポイントをしっかり押さえましょう!マナーを守って、楽しい結婚式に参加してくださいね!
結婚式に招待された際、招待状の返信の仕方や当日のふるまいなど、どのようにすればいいのか分からず悩んでしまうこともありますよね。ここでは、結婚式で気を付けたいマナー7選を紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
近年、招待状は形式にとらわれない自由なスタイルが増えましたが、返信用はがきは従来どおり縦書きのスタイルが主流です。返信する際は、新郎新婦に失礼がないように以下6点のポイントを意識して記入しましょう。
・返信は2~3日以内、遅くても1週間以内
・黒の毛筆もしくは万年筆を使う
・句読点は使わない
・宛先の「行」を二重線で消し「様」と書き直す
・裏面は敬語となる「御」「御芳」を二重線で消す
・出席に〇を付けて前後に「慶んで(喜んで)」「させていただきます」と追記する
出席する場合の返信は、早ければ早いほど望ましいです。一方で、欠席する場合は1週間程度あけるようにします。日程の調整に時間がかかる場合は、その旨をメールか電話で伝えるといいでしょう。返信用はがきの裏面は「出欠」「名前」「住所」「メッセージ欄」が設けられているのが一般的です。「御芳名」のように丁寧に書かれていますが、自分に向けられた敬称は二重線で消します。メッセージ欄は、祝福の気持ちや結婚式を楽しみにしている気持ちを伝えましょう!
ご祝儀の相場は、友人や会社の同僚の場合は3万円が相場です。自分が新郎新婦の上司や主賓として呼ばれている場合は、5~10万円が相場といわれています。いずれの場合も、4万円や9万円は「死」「苦」を連想させるため、ご祝儀の金額としてはNGです。
なお、ご祝儀はご祝儀袋にいれて受付で渡すのがマナーです。ご祝儀袋には、水引と呼ばれる飾りが付いていますが、結婚式では「一度きり」を意味する「結びきり」か「あわじ結び」を選びましょう。当日は、ご祝儀袋が汚れたり折り目がついたりしないように袱紗に包みます。袱紗は扱いが難しいですが、最近は長財布のような形をしたご祝儀袋を簡単に入れられるタイプも販売されています。
女性の場合は、洋装ならフォーマルなワンピースやドレス、和装なら未婚女性は振袖、既婚女性は訪問着が一般的です。ワンピースは、派手過ぎない上品なデザインを選びましょう。肌の露出が多いデザインや、ウェディングドレスとかぶってしまう白色はマナー違反になります。なお、薄い黄色やベージュも写真では白色に見えてしまうケースもあるため避けた方が無難です。
足元はストッキングを必ず着用して、シンプルなパンプスを選びます。アニマル柄は動物の殺生を連想させるため、小物や靴のデザインとして選ぶのは避けるようにしましょう。男性の場合は、ブラックスーツやダークスーツが一般的です。仕事着に見えないように、ネクタイは白やシルバーのフォーマルタイや、ポケットチーフを胸ポケットにいれて華やかさを演出します。
会場に到着したら、はじめに受付を済ませます。開宴ギリギリにならないように、会場到着は開宴の30分前、受付は15分前までに済ませられるとスマートです。受付の流れは「挨拶」「ご祝儀を渡す」「記帳」の3ステップです。
1.挨拶
挨拶では、受付担当の方に「本日はおめでとうございます。新婦(新郎)友人の○○です。」と名乗ります。
2.ご祝儀を渡す
挨拶を終えたら、袱紗からご祝儀袋を取り出します。取り出したら、袱紗をさっとたたみ、その上にご祝儀袋を乗せて渡すと丁寧です。ご祝儀袋は、受付の方から見て正面が向くように両手で渡しましょう。「心ばかりですがお祝いでございます。」と一言添えて渡すと、よりスマートになります。
3.記帳
記帳は、芳名帳に「名前」「住所」を記入します。字に自信がなくても、丁寧に心を込めて記入しましょう。
結婚式では、フレンチのコース料理といったフォーマルな食事メニューが基本です。食事も楽しむために、基本のマナーを押さえておきましょう。まず、ナプキンは乾杯後に着席してから、折り目をおなか側にして膝の上に広げます。手や口元が汚れてしまったら、折ったナプキンの裏側で拭いてくださいね。次に、カトラリーの使い方です。フレンチのコース料理は、テーブルの上に多くのカトラリーが並べられています。
基本的には、ナイフとフォークを外側から使っていけばOKです!食事の途中でカトラリーをお皿に置く際は、ハの字になるように置くと食事中であるサインになります。食事を終えたらナイフは奥側、フォークを手前に並べると食事終了のサインになります。この際、ナイフの刃は自分側に向くようにしましょう。
食事のペースは、同じテーブルのゲストに合わせて食べるとスマートです。自分だけが早すぎたり遅すぎたりするのは、マナーとしてあまりよくありません。新郎新婦がゲストのために用意した食事ですから、味わっていただきましょう。
披露宴では、久しぶりに会う友人やお酒も入り、ついつい盛り上がってしまうこともあるかもしれません。しかし、結婚式は新郎新婦をお祝いする場です。特に、お酒を飲み過ぎてしまい、他のゲストに執拗に絡み迷惑をかける行為はマナー違反です。節度をもって楽しんでくださいね。主賓の挨拶や乾杯の挨拶のときは、周りのゲストと大声でおしゃべりせずに静かに話を聞きましょう。
仲の良い友人の結婚式では、友人代表のスピーチや余興を頼まれることもあるでしょう。スピーチで何を話せばいいのか迷ってしまう方は、以下のような流れを意識してスピーチしてみてください。
1.導入の挨拶
2.自己紹介
3.新郎新婦とのエピソード
4.新郎新婦へはなむけの言葉
無理に暗記しようとせずに、手紙を書き読み終えたら新郎新婦に渡すと喜ばれますよ◎余興は、グループでやる場合が多いですが「身内ネタ」「過去の恋愛話」「下ネタ」は避けるようにしましょう。新郎新婦の親族や、会社の上司も多くいらっしゃいます。全員が楽しめる内容を考えられるといいですね!
結婚式の基本的なマナー7選をご紹介しました。マナーを守ることは、自分自身が恥ずかしい思いをしないためでもありますが、新郎新婦や他のゲストに迷惑をかけないためでもあります。事前に知っていれば、当日は慌てずにスマートな対応ができますよ。大切な人のお祝いの席ですから、マナーをしっかり守って新郎新婦を祝福しましょう!
結婚式に参列してくれた大切なゲストのために、景品を用意したサプライズやイベントはいかがですか?結婚式らしい豪華景品から、プチギフトまで数多くご用意しております!パネルと目録を渡す「パネもく!」なら重い景品や食品もゲストの持ち帰りの負担になりません。ぜひ、チェックしてみてくださいね!
結婚式後に仲の良い友人を招待して開催される結婚式二次会。厳かな雰囲気の披露宴とは違い、楽しく盛り上がれる会です。結婚式二次会は新郎新婦が企画するのではなく、幹事さんに頼むケースがほとんどです。そこで、景品パークでは幹事さんのためにお役立ち情報をまとめました!これさえ見れば準備から当日の流れまでが把握できますよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。