濃厚な旨みと香ばしさが楽しめる牛肉は、鶏肉や豚肉に比べて価格は少々高めですが人気のある食材です。また、牛肉は栄養価がバランス良く入っているため、健康にも美容にもおすすめ！この記事では、牛肉に含まれる栄養素やおすすめレシピをご紹介します。いつものご飯にも特別な日にもピッタリなものばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね！

目次

牛肉はさまざまな栄養がとれる！

冒頭にもお伝えしましたが、牛肉には豊富な栄養素が含まれています。エネルギー・ミネラル・ビタミンをはじめ、必要な脂肪を分解してくれるカルチニンや、精神の安定を促す働きがあるセロトニンも入っているため、健康や美容をサポートしてくれる食材です。具体的にどんな働きがあるか見ていきましょう！

牛肉に含まれるミネラル

牛肉には3種類のミネラルが多く含まれています。

①亜鉛

牛肉には亜鉛が含まれています。亜鉛とは、タンパク質の分解・構成に関わる栄養素で、新陳代謝をサポートする働きもある栄養素です。新陳代謝は、簡単に一言で言うと細胞の生まれ変わりのこと！
新陳代謝が活発でなければ、古い細胞はいつまで経っても新しい細胞にはなれません。
つまり、亜鉛が不足していると身体のさまざまな部分で不調を感じやすくなるため、意識して摂りたい栄養素です。特にお酒を多く飲む人は、利尿作用で亜鉛が排出されやすくなるので、亜鉛が不足しがち。スポーツをする人も汗と一緒に亜鉛が排出されやすいため、意識して摂るのがおすすめです。

②鉄分

牛肉には鉄分が多く含まれ、特に赤身のモモ肉は多く含まれています。鉄分は赤血球を作る働きがあるため、貧血やめまいになりやすい女性は特に意識して摂りたい栄養素です。鉄分には、牛肉や動物性の食べ物に多い『ヘム鉄』と、植物性の食べ物に多い『非ヘム鉄』の2種類があります。ヘム鉄は、非ヘム鉄よりも吸収率に優れているため、効率的に鉄分を吸収しやすいのがメリットです。また、ヘム鉄は疲れにくい身体を作る働きも期待できます。

③マグネシウム

牛肉にはマグネシウムも含まれています。マグネシウムは、骨や歯を作るために大事な栄養素であり、血圧を下げたり筋収縮を制御したりする働きも！健康のために必要不可欠なミネラルの一つなので、不足しないように注意しましょう。

牛肉に含まれるビタミン

牛肉にはさまざまな種類のビタミンが含まれています。例えば、ビタミンB2はエネルギーを作ったり、脂質やタンパク質をエネルギーに変換する働きをサポートしたりします。他にも皮膚や粘膜の細胞を再生したり、老化の原因となる過酸化水素を分解したりする働きも！また、赤血球のヘモグロビン生成を促すビタミンB12や、出血した時に血を止めたり骨の形成を促したりするビタミンKも牛肉に含まれます。

牛肉に含まれるカルチニン・セロトニン

牛肉には他にも、カルニチンとセロトニンという栄養素が含まれています。赤身に多く含まれるカルニチンは、必要な脂肪を分解してくれるため、ダイエットに役立つ栄養素です。また、セロトニンは精神の安定をサポートする働きが期待できます。生活習慣が乱れている方は、牛肉などが含まれるセロトニンを意識して摂取し、プラスで適度な運動や睡眠もしっかり取り入れるのがおすすめです。

牛肉を使ったおすすめレシピをご紹介！

さまざまな栄養が含まれる牛肉ですが、ここからはそんな牛肉を使ったおすすめレシピを紹介します。ぜひ一緒に作ってみてくださいね！

おすすめ牛肉レシピ① まるで店のステーキ〜オリジナル香草ソースを添えて〜

SNSに載せたくなるような、ちょっとおしゃれなステーキを紹介します。「焼肉やすき焼きも美味しいけど、たまには気分を変えたい。」そんな時は、ぜひこれを作ってみてください。簡単に作れて、見栄えもバッチリ♪家族にも来客者にも喜んでもらえる一品です！

【材料(1人前)】

「ステーキ」
▶牛肉(ステーキ用)…50〜60g
▶サラダ油…少々(小さじ1程度)
▶酒…小さじ2〜大さじ1
▶塩…適量
▶こしょう…適量

「香草ソース」
▶長ねぎ…1/8〜1/4本
▶ニラ…2〜3本
▶生姜…お好み(目安は1/4〜1/2片)
▶にんにく…お好み(目安は1/2〜1片)
▶砂糖…少々(目安は小さじ1/2程度)
▶醤油…少々(小さじ2〜大さじ1)

【作り方】

① 牛肉に塩こしょうを振って下味をつける。
② 強火で熱したフライパンに肉をのせて焼き色がつくまで焼く。
③ 焼き色がついたら肉をひっくり返して、酒を入れフタをして火を止める。
④ 長ねぎとニラをみじん切りにする。
⑤ 耐熱の容器に、みじん切りにした野菜と他のソースの材料を全て入れて混ぜる
⑥ フライパンから肉を皿に移しソースをかけて完成！

【コツ】

・②で片面をしっかり焼いたら③の時はフタを開けずに予熱で火を通すと肉がプルプルになります！(不安な人は弱火でフタを開けずに少しだけ蒸しましょう)
・店っぽく盛り付けるのならお肉をナナメに切って、より断面を見せるのがポイント！
・香ばしさが欲しい人は、⑤のタイミングで高温に熱した油を少々加えましょう！
・旨味を味わいたい人は、⑤でソースを混ぜる時にフライパンに残っている肉汁を入れると味が◎

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おすすめ牛肉レシピ② すき焼き風うどん

甘じょっぱいすき焼きダレに、だしとお肉の肉汁や脂が混ざり合った…とにかく言葉で表現できない程の美味しさを、ぜひ体感してみてください！うどんを茹でる必要がないので鍋1つでサクッと作れて簡単です。ボリュームもあり子どもも大人も大満足！

【材料(1人前)】

▶薄切り牛肉…お好み(目安は70〜80g)
▶卵…1個(2個でもOK)
▶長ねぎ…お好み(目安1/4〜1/2本)
▶えのきだけ…お好み(目安は1/4〜1/2パック)
▶春菊…1株
▶サラダ油…少々(小さじ1〜2程度)
▶冷凍うどん…1玉

「たれ」
▶だし…300cc
▶みりん…大さじ2
▶砂糖…大さじ2
▶醤油…大さじ3

【作り方】

① 野菜を準備する。
　　-長ねぎは斜め切る。
　　-えのきだけは石づきを切り落として適当なサイズに！
　　-春菊はお好みのサイズにカット。
② 深みのあるフライパンで肉を焼く。
③ 肉に火が通ったら、長ねぎとえのきだけとたれの材料を入れて煮る。
④ 野菜がシナシナになったら、春菊を入れて卵を落としフタをする。
⑤ 卵の表面の色が(少し白っぽく)変わったら完成！

【コツ】

・お肉は焦げないように中火で優しく！
・シャキシャキした食感が欲しい人は④のタイミングで水菜を入れても◎
・味に締まりや風味が欲しい人は七味を適量！
・すき焼きダレの味をキープしたい人は卵の黄身が固まるまで煮込んでもOK!

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美味しい牛肉を使って料理を楽しもう！

牛肉に含まれるさまざまな栄養素や、牛肉を使ったおすすめレシピをご紹介しました。牛肉はご紹介したように、健康な身体作りや疲労回復に欠かせないさまざまな栄養素が含まれています。適度な量で野菜や炭水化物と一緒に意識的に食べてみてくださいね！どんな料理を作れば良いか悩んでいる方は、ぜひ今回ご紹介したレシピを参考にしてみてくださいね！

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