本日ご紹介するのは「国産黒毛和牛カルビ焼肉」。
焼肉の王道、カルビです（個人差がございます。予めご了承くださいませ。）
しかも、国産黒毛和牛となれば皆さん垂涎の的です。

そんなカルビですが、皆さんはどれぐらいカルビについてご存知ですか？
この機会にカルビの事を学んで、美味しく頂きましょう。

「カルビ」とは韓国語でアバラを意味する言葉です。
転じて日本においてはアバラ周辺の肉＝バラ肉の事を指します。分かりやすく言えば、牛のお腹のお肉ですね。

さて、一口にバラ肉と言ってもいくつか部位に分ける事が出来ます。「牛部分肉取引規格」においては
・肩バラ
・トモバラ
の2種類に分けられます。
細かく見ていきましょう。

■肩バラ：肩に近い部分。前方のバラ肉。前バラとも。
適度にサシの入ったやや硬めの部位。
肩バラには「三角バラ」と呼ばれるカルビの中でも一番美味しいとされる部位があります。
この部分を特上カルビや極上カルビとするお店もあります。

■トモバラ：肩バラに属さない、それ以外のバラ肉。更に「外バラ（外側）」と「中バラ（内側）」に分かれる。
一般的にカルビと言えばこのトモバラの事を言います。脂の旨味や深いコクが特徴。
トモバラには更に分類があります・・・。
・ササバラ
モモの付け根に当たり、赤身と霜降りのバランスの良さが特徴。見た目も美しく、この部位を上カルビするお店もあります。
・中落ちカルビ
切り取った形が下駄に似ている事からゲタ、ゲタカルビとも言われます。肋骨と肋骨の間に位置し、脂は多めで肉の旨味をしっかり味わう事が出来ます。
焼肉屋さんのメニューでも目にする事が多い、人気の部位です。ここの肉質が焼肉屋さんの腕の差を見分けるポイントなんだとか。
・カイノミ
赤身と霜降りのバランスがよく、取れる量が少ないことから希少部位とされる。ヒレに近く、肉の柔らかさが特徴。切り取った形が貝に似ていることからカイノミと命名されました。

さて、説明してきた中で「上カルビ」や「特上カルビ」という言葉が出てきたと思います。
そう、これらは特定の部位を指す言葉ではなく、仕入れている焼肉屋さんが美味しい部位や希少な部位に名付けていたんですね。実は私も、調べるまで知りませんでした・・・。
焼肉屋さんに行った時にどの部位か聞いてみると、そのお店がどの部位を一番評価しているかが分かるかもしれません。

色々蘊蓄を語ってきましたが、焼肉の王道だけあって皆に喜ばれる景品となっております。
目玉景品としても最適ですので、是非ご検討ください。