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自社では社内の仲間にどのように感謝の気持ちを伝え合っていますか?
近年、リモートワークの普及に伴い『サンクスカード』の導入が注目されていて、コミュニケーションの活性化やモチベーションアップ、離職率低下などさまざまな効果が期待できます。
この記事では、サンクスカードのメリット・デメリットや例文、定着させるためのポイントをご紹介!
「従業員間のコミュニケーションを活性化させたい」
「従業員のモチベーションを高めるきっかけを作りたい」
そんな方はぜひ、この記事を参考にしてくださいね!
企業で導入されているサンクスカードとは、従業員同士がお互いに感謝の気持ちを伝え合う際に使われるカードのこと。
別名、ありがとうカード・サンキューカード・グッジョブカードとも呼ばれています。
「○○さんの素敵なアドバイスのおかげでプレゼンが成功しました!ありがとうございます!」
「昨日は私の作業を手伝ってくれてありがとう!」
など感謝の気持ちを文字にして伝えることで、伝える側も受け取る側も前向きな気持ちになれます。
運用方法は企業によってさまざまで、カードに感謝の言葉を書いて直接相手に手渡しをしたり、専用ボックスに入れたり、カードの写真をチャットで贈ったりします。
なかには、簡単にサンクスカードを作成し贈り合えるアプリを使っている企業も!
また、受け取ったサンクスカードの枚数に応じて、表彰や景品ギフトを贈ったり、人事評価に取り入れたりと工夫して導入している企業も多くあるようです。
サンクスカードを導入するメリットは以下の5つです。
一つずつご紹介していきます。
日頃のサポートや頑張りに対して、「ありがとう」「頑張っているね」と言ってもらえることは誰でも嬉しいものですよね!
普段からお互いに伝え合っていることでも、サンクスカードという目に見える形で伝え合うことで、「自分の頑張りを見てもらえている」「評価してもらえている」と、モチベーションアップにつながるでしょう!
また、形として残るため、後から見返せるのもサンクスカードの魅力です。
仕事は、業績などで分かる成果以外にも、大切な仕事がたくさんあります。
サンクスカードはほんの些細なことでも感謝や称賛を伝え合うのがポイント!
目に見えないような小さな仕事一つひとつに対しても感謝を伝え合うことで、やりがいや成果を感じられるのがメリットです。
サンクスカードを導入する最大のメリットは、従業員同士のコミュニケーションが活発になること!
サンクスカードを贈り合うことが社内で定着すれば、部署や役職にとらわれず「感謝」を伝え合うポジティブなコミュニケーションが生まれることが期待できます。
また、社内でサンクスカードの内容を共有すれば、直接会話をしたことがない従業員とコミュニケーションをとるきっかけにもつながるでしょう。
サンクスカードを書くためには、相手のことを理解して良い部分に気づく力や感性が必要になります。
そのため、サンクスカードをきっかけに視野が広くなったり、相手を理解しようとしたりと、チームワークに必要な力が身につく効果も期待できるでしょう。
前述したように、サンクスカードを贈り合うことはモチベーションアップにつながったり、コミュニケーションが活発になったりと、ポジティブな取り組みです。
感謝の気持ちを贈り合う文化が組織内で浸透すれば、自然に社内の雰囲気は良くなっていくことが考えられるでしょう。
そのため、従業員の心理的な働きやすさにもつながり、人材定着や離職率の低下につながるメリットもあります。
メリットが多いサンクスカードですが、中には苦手意識を持つ人がいることも理解する必要があります。
そもそもコミュニケーションをとるのが苦手な人からすると、サンクスカードを贈り合うことが強制的な感覚になり、苦痛を感じてしまうことも。
また手書きの場合、字を書くのが苦手な人にとってしんどいと感じることもあるでしょう。
そのため、チャットを使って贈るのもOKなど、強制や負担にならないよう注意することも大切です。
サンクスカードは専用のアプリを導入する方法もあります。
その場合だと当然ながら導入にコストが発生するため、自社の負担にならない方法を選ぶ必要があるでしょう。
サンクスカードは、導入しても習慣化するまでにはどうしても時間がかかってしまいます。
利用する人は偏りがあるでしょうし、すぐに効果が出る訳ではないため、試行錯誤することもあるでしょう。
そのため、上司が率先して部下にカードを贈ったり、サンクスカードにインセンティブを付けたりするなどの工夫が必要になります。
それでは、具体的にどのように感謝の気持ちを伝えればよいか、ここではサンクスカードの例文をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
上司から部下へサンクスカードを贈る場合の例文は以下のとおりです。
部下から上司へサンクスカードを贈る場合の例文は以下のとおりです。
前述したように、サンクスカードは導入しても習慣化するまでに時間がかかったり、試行錯誤したりすることもあるでしょう。
社内でサンクスカードを定着させるために、ぜひ以下のポイントを参考に導入してみてくださいね。
導入してすぐに従業員同士でサンクスカードを贈り合うことはハードルが高いため、従業員の自発性に任せていては定着させるのは難しいでしょう。
そのため最初のステップとして、リーダー層から従業員にサンクスカードを贈り、「どう感じたか」を受け取り側で従業員に体感してもらうのがポイントです。
「嬉しい」「自分も相手に伝えたい」などプラスの感情が持てれば、積極的にサンクスカードを活用するきっかけにつながるでしょう。
サンクスカードを贈ること自体が、従業員の負担になってしまっては本末転倒です。
理想は手書きや手渡しで贈り合うことですが、それが手間や負担になることもあるでしょう。
そのため、手渡しではなくカードの写真をチャットツールで贈ったり、サンクスカードを作成・送信できる専用のアプリを使ったりする方法も一つです。
使い慣れたスマートフォンやパソコンからいつでも気軽に贈り合えれば、ハードルが下がるため、利用者が増えることが期待できるでしょう!
サンクスカードという名前ですが、相手への応援や励ましなどポジティブなコミュニケーションはすべてサンクスカードで贈り合えるようにすれば、活用しやすくなります。
そのため、「ありがとう」だけでなく「よく頑張ったね」「期待しているよ」「一緒に頑張ろう」という内容も積極的に贈り合えると良いでしょう。
サンクスカードを贈り合うだけでなく、社内イベントなどで感謝された枚数に合わせて表彰するなどインセンティブを設けることも効果的です。
サンクスカードとイベントを組み合わせることで、サンクスカードの認知度を高められるのはもちろん、表彰があることでモチベーションアップにもつながるでしょう!
ただしこの場合の注意点として、「表彰されたいからサンクスカードを贈る」など本来の目的とズレてしまう場合があること。
そのため、過剰にサンクスカードの枚数を表彰することは避け、あくまで自然に実施できると良いでしょう。
サンクスカードと併せて景品ギフトを活用して、従業員の頑張りを表彰するのもおすすめです。
普段の頑張りを認めてもらえて、表彰してもらえるのは誰でも嬉しいこと!
そのためせっかくの機会に、頑張っている従業員に景品ギフトも贈って、社内全体のモチベーションアップを目指してみてはいかがですか?
弊社『景品パーク』では、そんな社内表彰にピッタリの景品ギフトを多数取り扱っています。
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感謝や励ましなどポジティブな気持ちを贈り合う『サンクスカード』。
サンクスカードは、管理職からは見えにくい従業員の日々の頑張りや、良い行動を吸い上げられるため、社内の活性化やモチベーションアップにおすすめの施策です。
また、サンクスカードをきっかけに、お互いに相手を理解し認め合えることが定着していけば、組織としてもより成長していけるでしょう!
ぜひ今回ご紹介した、サンクスカードの例文や定着させるためのポイントを参考に、自社に合ったサンクスカードを取り入れてみてくださいね!