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ワークライフバランスの推進や、社内イベントの一環として、ファミリーデーを企画する企業は少なくありません。しかし、新たに導入したいと思っても、企業にとってのメリットがわからない担当者も、多いのではないでしょうか?そこで今回は、ファミリーデーの目的について、ご紹介します。また、イベントの目的を達成させるために知っておきたいポイントも、解説しました。企業と社員、その家族にとって有意義な体験になるよう、ぜひ参考にしてくださいね。
ファミリーデーは、社員の家族を職場に迎え、一緒に楽しむことを目的とした、企業主催の社内イベントのひとつです。一般的には、オフィスや工場を開放し、家族が職場を見学できる機会を設けます。ほかにもゲームやアクティビティを用意したり、子ども向けの職場体験プログラムを実施したりする企業も珍しくありません。ファミリーデーは、企業と従業員、その家族が一緒に過ごし、楽しむためのイベントです。ファミリーデーを通して、従業員の家族も、企業の一員であると感じられると、より特別な日になるでしょう。
ここからは、ファミリーデーを開催する目的を4つご紹介します。企業と社員、家族にとっても有意義なファミリーデーになるよう、企業が目指すべき具体的な目的を確認していきましょう。
ファミリーデーは、社員の家族に対して、仕事への理解を深めてもらうことが最大の目的です。家族といえど「自分の家族の仕事について詳しく知らない」といったケースは多いもの。実際に職場を訪れることで、普段見ることがない仕事の様子や職場の環境を、直接見ることができます。
また、上司や同僚、その家族と接することができるのも、ファミリーデーの醍醐味です。家族が、日常業務やチームメンバーとの関係性を把握することで、社員の日々の努力を、実感できます。これにより、家族のサポートも得やすくなるため、家庭内の理解と協力が深まることが期待できるでしょう。
ファミリーデーは、社員のモチベーションにも、重要な役割を果たします。企業が社員の家族を歓迎することで、社員は企業に対して大切にされていると感じられます。このように、社員の満足度を高めることは、働く意欲を上げるのに効果的です。また、家族に仕事を知ってもらい、理解してもらうことも、モチベーションアップにつながります。
それに加え、企業のサポートを感じることで、社員は自分の仕事に対して、より誇りを持てるでしょう。社員のモチベーションが高いと、結果的に離職率の低下にもつながるため、ファミリーデーの持つ役割は大きいといえます。
職場のコミュニケーションを活性化させることも、ファミリーデーの目的のひとつです。通常の業務時間内では、部署間や階層間の交流が限られることが多いことが、ほとんど。ですが、ファミリーデーのような場を設けることで、社員同士がリラックスして、コミュニケーションを図る機会が増えます。家族も交えての会話は、和やかな雰囲気を生み出し、社員同士の距離を縮めてくれます。上司と部下の関係においても、より親しみやすい関係を築くことができ、職場の風通しがよりよくなるでしょう。
近年、社員の家族にも配慮する企業は、好感を持たれやすい傾向があります。ファミリーデーを通して、企業は従業員とその家族を大切にし、働きやすい環境を提供しているというアピールが可能です。またメディアでの報道や、SNSでの発信を通して、社会にポジティブなメッセージを伝えることもできます。
企業イメージの向上は、優秀な人材の採用にも、大きな影響を及ぼします。ファミリーデーは、単なるイベント以上の意義を持ち、企業全体のパフォーマンスを向上させるといっても過言ではありません。
ファミリーデーを成功に導くためには、事前の計画と準備が、非常に重要です。以下では、イベントが成功する秘訣となる、5つのポイントをご紹介します。イベントを円滑に進行し、参加者全員が楽しめるイベントにするためにも、ひとつずつチェックしていきましょう。
先ほどご紹介したように、ファミリーデーの目的はさまざまです。なかでも、どの目的に重点を置くかを明確にすることが、企画段階でのブレを防ぎ、具体的な内容を決定する際に役立ちます。また、目的を明確に伝えることで、社員やその家族にも、イベントの意義を理解してもらえます。積極的な参加や、イベントを有意義に感じてもらうためにも、まずは目的を明確に定めましょう。
家族が参加しやすい時間帯を選ぶのも、ファミリーデー成功の鍵のひとつです。たとえば、午前の部と午後の部に分けたり、時間内で自由に出入りできたり、などの方法が挙げられます。また学校行事や、地域のイベントと重ならないように、配慮することも大切です。事前にアンケートを実施し、社員やその家族の都合を把握すると、多くの家族が参加しやすい日程や時間帯が選べるでしょう。
家族を持たない社員も、参加しやすい内容にすることで、社員間のコミュニケーション向上に期待できます。とくに若手社員は、ファミリーデーの意義を理解するのは、難しいかもしれません。その場合、当日のイベント運営を任せ、自分の仕事のやりがいを再確認できれば、モチベーションアップにつながります。独身社員含め、全社員が参加しやすいイベントにすることで、職場全体の一体感も生まれるでしょう。
イベントの成功には、安全面への配慮も忘れてはいけません。多くの人が集まるイベントでは、会場の安全性を確認し、緊急時の対応策を準備しておくことが必要です。子どもが多く参加する場合は、とくに注意が必要です。机の角などの安全確認や、電源コードなどの危険箇所への対策など、事故防止のためのガイドラインを設けましょう。会場の導線を明確にし、混雑を避けるための工夫も必要です。スタッフを配置して、適切にサポートすることで、参加する家族に安心感を与えられるでしょう。
安全面と同時に、セキュリティ面の配慮も、イベントの成功には欠かせません。企業の施設内で開催される場合、関係者以外の侵入を防ぐための対策が必要です。これは事前に参加者リストを作成し、受付で確認することで、無関係な人の参加を防ぐことができます。また、施設内の重要なエリアには、制限を設けることも重要です。機密情報が保管されている場所や、危険な機械があるエリアには、立ち入り禁止の措置を講じましょう。
ファミリーデーは、企業と社員、その家族がお互いに理解を深めるためのイベントです。社員のみならず、家族間のコミュニケーションも促進され、企業に対する理解を得られるため、メリットは大きいといえます。ファミリーデーをより盛り上げるには、思い出に残る景品の準備もお忘れなく!『景品パーク』では、大人も子どもも、もらってうれしい景品を多数ご用意しています。参加者全員が笑顔になる景品を用意して「またやりたい!」と思える、ファミリーデーにしてくださいね!
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