|
内定が決まった学生を集める「内定式」は、企業側にとっても重要な式典となります。この式に招集する学生は基本的に入社が決まっているものの、新入社員としての意識は個人によってさまざまです。そこで、一般的な流れに沿った内定式ではなく、「面白いアイデアを取り入れた内定式にしたいい」と考えている担当者さんも多いのではないでしょうか。
内定式で学生の心を掴むことができれば、入社への意欲をさらに高めることもできるでしょう。本記事では、入社意欲が高まるような面白いアイデアや、おさえておきたいポイントを紹介します。
内定式は企業にとっても大事なイベントである一方で、新入社員として入社する学生が満足するような企画を取り入れたいものです。そこでまずは、新卒採用の学生が内定式に何を求めているかを知っておきましょう!カジュアルウェディングや婚活事業をおこなう『タメニー株式会社』の調査では、就活中もしくは就活を終えた学生が「内定式に求めるものやイベント」について、次のような結果になったとのことです。*
1位:同期と仲良くなるチャンスが欲しい
2位:上司や会社の雰囲気を見たい
3位:内定式というイベントを体験してみたい
4位:内定式後の懇親会に参加したい
こちらの調査結果によると、多くの学生が同僚や上司とコミュニケーションをとりたいと考えていることがわかります。従来の内定式のような、椅子に座って話を聞くだけのプログラム以外にも、学生が積極的にコミュニケーションをとれるような企画を考えて、より魅力的な内定式にしていきましょう!
*参考:PRTIMES『コロナ禍のオンライン就活生が内定式で希望することは「同期に会いたい」、「会社を実際に見てみたい」
では、内定式で学生の入社意欲をさらに高めるためには、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。内定式から入社までのモチベーションを下げないためにも、以下の3つのポイントをおさえておきましょう!
先ほどの調査結果にもあるように、多くの学生は「同期と会いたい」「仲良くなれる同期を見つけたい」と考えています。そのため、学生同士や既存社員との交流が深まるような内定式を考えるのがおすすめです。内定式は企業と学生のコミュニケーションをとる場でもあるので、参加型で気軽に楽しめるイベントを取り入れてみましょう。
内定式で経営理念や会社の方針、社内の雰囲気を伝えることで、自社への理解が深まる時間になります。はじめて企業で働く学生たちは、「どんな会社なんだろう」「どんな雰囲気のなかで働くのだろう」など、さまざまな不安を抱えています。内定式で会社についての理解が深まれば、入社後のイメージが湧きやすくなり、早期離職の防止にもつながりやすくなります。
コロナ禍以降、オンラインを有効活用している企業も多いと思います。オンラインでの内定式は従来の内定式とは異なる部分も多く、準備の大変さや機器トラブルなど不安を感じる方もいるかもしれません。ただ、オンラインの方がよい状況だったり、オンラインを希望する学生がいたりするのも事実です。そこで、「オフラインとオンラインの両方開催」もしくは「オンライン開催」など、必要に応じて柔軟に開催方法を検討してみましょう。
ここからは、内定式での企画に活用できる面白いアイデアを紹介します。企業によって内定式の方針はさまざまかと思いますが、取り入れられそうなアイデアがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
自社に関する内容のクイズを学生に出題する企画です。会社の歴史や商品、社長、ブランドにまつわるトリビアなどをクイズにすることで、楽しみながら自社の知識を増やすことができます。学生が興味をもちそうな内容や、世間的にも話題になっている時事問題を取り入れたクイズであれば、学生の知識も増えて一石二鳥です。正解数の多い学生には、景品を用意しておくのもよいですね!
共通点ビンゴ大会は、周りの学生との共通点を探して一列揃えるゲームです。マス目のみが書かれた紙を配布したら、学生自身でマス目に「性格」「特技」「長所」「短所」などを書き込んでもらいます。各項目を書き終わってビンゴを埋めたら、学生同士で声を掛け合って共通点のある人を探していきます。たくさんの共通点を早くみつけるためにも、積極的なコミュニケーションが求められるゲームとなります。
多くの学生たちは、これからどのような仕事をするのかに関心を持っています。そこで、既存社員の密着映像を作り、内定式で上映するというアイデアもよいでしょう。業務中の様子や休憩時間の過ごし方、社内の雰囲気などを映像化することで、学生たちは「これからこんな感じで働くのか」とイメージしやすくなります。
アウトドア系の企業であれば、バーベキューなどの交流しやすいイベントを取り入れるのもよいでしょう。野外の開放的な雰囲気でのバーベキューは、学生の緊張をほぐすこともできるので、リラックスした状態でコミュニケーションをとれるようになります。先輩社員や社長、役員なども加わることで、業務がスタートしたあとも関係性を構築しやすくなるはずです。また、自発的に動ける学生やサポートが上手な学生など、それぞれの適正を見抜くよい機会にもなるでしょう。
内定式ではオフィス見学ツアーを実施する企業もめずらしくなく、学生が希望する内定式のイベントの上位にもなっている企画*です。オフィス見学ツアーは、学生を複数のグループに分けて、既存社員が自社施設を案内していくというものです。勤務中の社員に話しかけてみたり、学生たちからの質問や疑問に答えたりと、興味を引くような内容にするとよいですね。
*参考:PRTIMES『コロナ禍のオンライン就活生が内定式で希望することは「同期に会いたい」、「会社を実際に見てみたい」
内定式は、内定を出したあとに初めておこなわれる大きな行事です。内定式を実施することで、同期との交流や経営理念の浸透、入社までのモチベーションの維持など、さまざまなメリットがあります。また、企業としても本格的に新入社員を受け入れる体制づくりができるので、失敗しないように準備を進めることが大切です。
従来とは違う面白い企画を取り入れることで学生への印象がよくなり、入社意欲を高めることができるでしょう。本記事を参考に、自社の魅力が伝わるような内定式の企画を考えてみてくださいね!
春は歓送迎会の季節。これから一緒に働く新入社員や異動になる社員への歓送迎会には、心のこもった景品を贈りましょう!『景品パーク』では、歓送迎会や謝恩会にぴったりな景品を豊富にご用意しています。自分では買わないようなちょっぴり高級なグルメやスイーツ、旅行券、便利家電など、もらって嬉しい景品選びは景品パークに決まり♪
内定式や入社式、社内運動会など、会社主催の式典やイベントの準備は、幹事さんの力量が試されるタイミングでもあります。どのようなイベントでも、計画や準備をしっかりしておかなければ失敗して恥ずかしい思いをする可能性も…。そこで、幹事さんや担当者には景品パークの『福利厚生幹事さん虎の巻』がおすすめ◎福利厚生の知識を深めてイベントを成功に導きましょう!