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さまざまな企業で開催されている「内定者懇親会」。内定辞退をできるだけ防ぐためにも、力を入れる企業が増えています。しかし、「具体的に何をするのかわからない」「どのような流れで進めるのか知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、内定者懇親会の内容や目的、基本的な流れを解説します。初めて内定者懇親会を企画する方も、さらに参加率を高めたいと考えている方も、ぜひ参考にしてください。
内定者懇親会は、内定者と自社社員の交流を図るために実施します。そのため、交流ができて親睦を深められる内容を企画するのが一般的。どのような内容がベストかは企業によって異なりますが、ここでは代表的な内定者懇親会の企画内容を4つ紹介します。
どのようなシチュエーションでも、何もなしで話すよりも、食事や飲み物があると雰囲気がなごみやすいですよね!内定者は、企業に対して「どんな人が働いているのだろう」「企業の雰囲気に自分は馴染めるのだろうか」など、たくさんの不安を抱えています。
食事や飲み会で先輩社員とワイワイ盛り上がることができれば、入社前に良いイメージを持ってもらいやすくなるはず。オンライン・オフラインのどちらでも実施できる点も◎事前にアレルギーなどで食べられないものを聞いておくとよいでしょう。なお、オンラインで食事会を実施する場合は、フードデリバリーで内定者の自宅に食事を届ける方法もあります。
入社前、「どのような職場で働くのか」という環境面の不安を感じている内定者は少なくありません。そこで、社内見学でどのような仕事をしているのかなどを直接目にすることで、入社後のイメージが湧きやすくなります。食事会のあとに社内見学、もしくは逆の流れで進めるのもスムーズですね。社内見学が終わったら、感想を聞いておきましょう。
その際「イメージと違った」などのネガティブな意見があれば、何かしらの対応ができないかも考えるとより良いです。事前に社内環境と仕事内容のイメージを具体的にしておくことで、入社後の離職を減らすことにもつなげられますよ!
内定者でグループをいくつか作り、事前に決めたテーマについてディスカッションします。テーマ内容は内定者の身近なものや、時事的なもの、自社に関するものなど。全員が参加できるテーマやトピックにすることが大切です。特定の人にしかわからないような内容や専門的すぎる内容だと、発言できない人が出てくる可能性があるので注意しましょう。
ディスカッション以外にも、BBQやゲームなど楽しい系の内容でもOK!企業の雰囲気を感じてもらいつつ、内定者同士と協力・交流できるのがグループワークのメリットです。
内定者懇親会は企業が実施することもあり、少なからず緊張した空気が流れてしまうもの。そこで「あまり堅苦しい懇親会にしたくない」という場合は、ゲームを企画するのがおすすめです!ゲームを企画する場合も、グループで取り組む内容にしましょう。一般的な内定者懇親会では、次のようなゲームが実施されます。
・クイズ大会
・質問ゲーム
・共通点探しゲーム
・ボードゲーム
・カードゲーム
クイズやゲームを取り入れると、それぞれの個性が発揮されやすくなり、お互いを知るきっかけになります。オンラインかオフラインかによって出来るゲームは変わるので、状況に応じて企画内容を考えてみてくださいね!
内定者懇親会の大きな目的となるのが、「内定者の辞退」を避けることです。近年は「内定をもらったら一旦は承諾しつつ就活を続ける」という就活生が増えています。企業側は内定者を決め、実際に入社まで進めるために多くのリソースを費やさなければなりません。しかし、内定者が辞退することになれば、そこまで費やしてきたリソースが無駄になり、さらに他の人を探さなければならないという状況に陥ってしまいます。
内定者懇親会を実施することによって、入社前に職場環境や社員の雰囲気が知れたり、内定者同士のコミュニケーションが図れたりと、入社へのモチベーションを保つ効果に期待できます。ただし、内定者懇親会の企画内容や雰囲気によっては、マイナスイメージを持たれてしまう可能性も・・。
自社に興味を持ってもらうためにも、内定者と担当者だけではなく、多くの社員にも参加を促して、親睦を深められる企画を用意しておきましょう!また、近年ではオンライン内定者懇親会で開催されることもあり、世の中の状況に合わせて実施方法や内容を考えるのがベストです。
一般的な内定者懇親会は次のような流れで進めていきます。
・挨拶
・内定者自己紹介
・アイスブレイク(実施する場合のみ)
・グループワーク
・食事会
・社内見学
どの企画を取り入れるかによって若干変わりますが、上記の流れに沿って考えるとよいでしょう。挨拶や自己紹介の時点ではまだ緊張している内定者も多いので、できるだけ明るい雰囲気になるように努めましょう!また、企業によっては食事会や飲み会を後日実施することもあります。
内定者懇親会を実施することは、企業側だけでなく内定者にとってもたくさんのメリットがあります。たとえば、入社前に内定者同士で連絡先が交換できたり、同じ境遇として悩み相談ができたりと、「同期」と知り合えるのは大きな安心材料になりますよね。そこで、以下のポイントをおさえて内定者懇親会を成功させましょう!
・参加社員に目的を理解してもらう
・ゲーム要素を取り入れる
・相性の良さそうな人同士を同じグループにする
また、就活生は思いの外忙しく、日程によっては参加できない可能性もあります。参加者が少ない場合は定期的に開催するのもよいですね!オンラインで実施する場合は、電波や映像・音声などのトラブルが起こらないようにセッティングしておきましょう。内定者懇親会での失敗やミスは、自社に対するマイナスイメージを一気に与えてしまうことになりかねません。事前にしっかりと準備して、内定者懇親会を成功させましょう!
内定者に気持ちよく入社してもらうためにも、「参加してよかった!」と思われる内定者懇親会を企画しましょう!企業で実施するイベントはどうしても堅くなりがちなので、ゲームやクイズで気軽に交流できる内容を取り入れるのがおすすめです。内定者懇親会が盛り上がれば、企業イメージがよくなって内定辞退の防止につながるはずです。内定者の緊張を解きほぐして楽しい時間になるように、企画立案や準備をしっかりしておきましょう!
企業の福利厚生は、就活生にとっても重要なポイントとなります。内定者はもちろん。既存社員に長く働いてもらうためにも、福利厚生は充実させたいもの。景品パークでは、多様化する福利厚生やインセンティブに活用しやすい景品を豊富にご用意しています。「高級グルメ」や「便利家電」など、自分では買わないけどもらったら嬉しいものが目白押し!社員のモチベーションアップにもおすすめです!
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