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忘年会や新年会、結婚式二次会で人気のビュッフェ・スタイル。「食べ放題」なんて言われるとついフランクになりがちですが、社会人として、会社を代表する幹事さんとして、守っておきたいマナーがあります。
会社の忘年会や新年会、結婚式二次会の宴席の食事形式で、重宝されているのがビュッフェ・スタイル。
「ビュッフェ」という言葉自体はもともと、フランス語での「buffet(飾り棚)」に由来するもので、テーブルに並べられた色とりどりの料理をゲストが自由に取り分けて席に戻る、「立食形式」の会食やパーティを意味します。
いわゆる「バイキング形式」なのですが、この「バイキング」という言葉はじつは和製英語。
1950年代に帝国ホテルのコック長となった村上信夫氏が、当時流行っていたアメリカ映画「バイキング」(1958年)の豪快な食事シーンをヒントに、考案したレストランのサービス名だといわれています。
ビュッフェ = バイキング = 食べ放題
という「自由奔放で開放的」というイメージがありますが、ビュッフェ形式にも守っておきたいマナーがあります。
忘年会や新年会、結婚式二次会を担当する幹事さんは、ビュッフェ形式のマナーを抑えつつ、ゲストを歓待したいところ。
ゲストのみんなが楽しめて、お店にも迷惑が掛からないようにするために、ビュッフェ・スタイルの基本的なマナーをご紹介します。
◎コース料理と同様に前菜、メイン、デザートの順に料理を取っていく。
◎メインテーブルの料理を取り分けるときは時計回りに移動。
◎両手にお皿を持って会場を歩かない。
◎冷たい料理と温かい料理は混ざらないように別のお皿を使う。
◎ソースが混ざりそうな料理も別のお皿に分ける。
◎一度使った皿は再度使わず、新しいお皿に取り替えてから料理を取る。
◎責任を持って食べきれる量だけをお皿に取る。
◎仲間や先輩後輩、ゲストと、近い距離で会話を楽しむ。
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コース料理ではないビュッフェ・スタイルの目的は参加者全員のコミュニケーション。忘年会や新年会、記念式典、結婚式二次会に参加したゲストが立食形式ならではの距離感でコミュニケーションを深められるようにするのが幹事さんのお仕事です。「パネもく!」なら立食形式のビュッフェでも盛り上がること間違いなしです!
参考サイト)
・ウィキペディア
参考図書)
・「いただきます」を忘れた日本人 小倉朋子著(アスキー新書、2008年)