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「バンカー」はゴルフ場内のハザード(危険区域)の一種で、ボールが打ちにくい砂地でできたハザードです。 ゴルフのゲーム性を高める脱出しにくいバンカーは、初心者ゴルファーだと特に、ストレスを感じやすいもの。 そんな厳しい場面だからこそ、幹事さんとしてはもちろん、紳士淑女としてのマナーが問われるところです。 ここでは基本的なバンカーのルールについてご紹介します。
バンカーショットをした後は、レーキというT字型の道具で、自分の足跡まで綺麗にならしておくことが、ゴルファーとして守るべき当然のマナーです。 もし自分のボールが入ったバンカーが足跡だらけで、とても打てるような状況でなかったら・・・楽しいはずのゴルフも台無しです。 そんな不快な思いを後続の組のプレーヤーにさせてしまったら、幹事さんをする以前に、ゴルファーとしても失格といえるでしょう。 紳士淑女の社交の場であるゴルフコースは、ゴルファー全員で大切にしたいもの。 ピカピカのバンカーで、後続の組にも気持ちよくプレーしてもらえるように心掛けましょう。
それでは以下、代表的なバンカーでのルール10選をご紹介します。
→他人のボールはリプレース。
フェアウエーやラフで他人のボールを打ってしまうと2ペナルティが付きますが、
ハザード内では誤球をしても罰は付きません。
→安全な浅いところから入ろう。
なぜかボールとの最短距離で入らなければならない、と勘違いしている人が意外と多いですがゴルフは安全第一。
バンカーに入る時は、必ず浅いところから入るようにしましょう。
→足場を固定することが成功の秘訣。
フェアウエーで地面を掘って足場を作るとペナルティが付きますが、バンカー上ならOK。
ルール上で両足をしっかりと地面をとらえることは認められています。
→砂ならしはショット後に。
ボールが完全にバンカーの外に出ないと「砂をテストした」と見なされて2ペナルティになります。
必ずショット後に砂をならしてから立ち去りましょう。
→そのままプレー続行。
アドレスとテークバック時には砂にふれてはいけません。
トップスイング後であれば問題ありません。
→そのまま打てば無罰。
どうしても打てない場合、
ボールのあった位置ホールを結んだ線の後方延長線上に
ドロップすれば1ペナルティとなります。
→リプレースでプレー続行。
ペナルティなしでボールを元の位置に戻して、プレーを続行できます。
→使わないクラブは置いてもOK。
クラブを乱暴に投げて置いたり、ひきずったりすると砂の状態をテストしたことになり、
2ペナルティになるので要注意です。
→動かせる障害物は取り除いてOK。
ルール上、レーキは動かせる障害物になります。
バンカー内に入ったボールがレーキに接触したら、
障害物になるレーキを移動してもNOペナルティです。
→そのままプレー続行。
バンカーでショットの邪魔になる自然物(ルースインペディメント)
である枯葉を取り除く行為は禁止されています。
バンカーならし(レーキ)は最初、クシのある面でおおまかにならしてから、最後はフラットな面で砂を綺麗に整えます。 後続の組の方が、ストレスを感じるバンカー内でも気持ちよくプレーできる環境づくりを心掛けましょう。
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